みやこの術後ケア | いたちーず ぼんてん日記(旧:ぽんちといたちしすたーず)

みやこの術後ケア

水曜日のお昼に無事退院したみやこ。

おうちに着くなり、スイッチが入りかけ、あわててケージへ押し込めたほど元気でした。


なもんで、バカな母親は「みやこは元気だ!」と勘違いして浮かれていました。

ところが、その水曜日の真夜中・・・2時過ぎ。


ぽんちの寝室と引き戸でつながるいたち部屋の方から「ケッケッ・・・!」という音が聞こえてきました。


慌てて飛び起きケージを覗くと、みやこが苦しそうに吐いてしまっていました。

ケージの中からみやこを抱いてそっと外に出すと、苦しいのか、あっちへバタバタこっちへバタバタと部屋中の物陰へ隠れようとするみやこ。


時折、口元へイヤイヤするようにお手手をかく仕草をしながら苦しそうに・・・


ひとしきり吐くと寝床へ横になり眠りに就こうとするのだけれど、15分くらいするとまた同じ吐き気に苦しそうにする。


今は夜中だし、もうどうしたらいいかわからなくて、何もしてあげられなくて、でもひとつ思い出したのが“夜間救急動物病院”の存在。

新しい先生から教わっていた夜間(21:00~翌朝3:00)に受け付けてくれる病院です。


受付時間ぎりぎりに電話をして助けを求めると、獣医師さんが出てくれて、手術後退院したばかりだと伝えると、時間外になるけれど診てくれるとの返答。


ただ、ぽんちの家から病院までは、車でぶっ飛ばして1時間かかるかかからないか・・・(真夜中だから1時間以内ではいける可能性も)。

電話口では「すぐに伺います。お願いします」とお願いはしたものの、その頃には、あれほど苦しがっていたみやこは寝息をたててスヤスヤと眠りはじめていました。


10分ほど様子を見て、ばーちゃんとも相談した結果「今はだいぶ落ち着いたし、この寒い夜中に1時間も車に揺られたら、逆に良くないかも?」ということで、再度病院へ電話をかけて、大変申し訳ないけれど様子を見ることにしました、と伝え断ることに。


ほんっとに申し訳ないことしました・・・病院の方々、お騒がせしまして大変ご迷惑をおかけしました。


翌朝一番に、手術をしてくれた病院へ電話をして、昨夜の事情を話し診てもらうことに。


レントゲンを撮り、念入りに見てくれましたが、特に異常はなし。

あまりお水も飲んでいなくて、さらには飲んだお水もだいぶ吐いてしまっているだろうから、と点滴を打ってもらいました。


結局、昨夜のみやこ急変の原因は“寒さ”・・・


室温を24~25度にしてあげなければいけないのに、「あったか過ぎると、みやこは腹を出して寝ちゃうから」とぽんちの勝手な判断で21度くらいになっていました。


今は絶対安静の時期だし、退院して3日くらいが勝負なんだから、温度管理を徹底すること!と指導されました。


なんというか・・・


自分が情けなくなりました。

幼稚園児でもきっとわかること。


大きな手術をして退院してきた後です。

元気なように見えたって、じっさい体はそうじゃないんです。

過保護になるくらいケアしてあげなくちゃ・・・


ぽんちといたちしすたーず
ケージの中で安静中のみやこ



みやこ、ごめんね。

ほんとにごめんね。


みやこはとっても頑張ったのに、頑張ったから体がまだまだ元の調子じゃないのに、ぽんちはみやこが元気にハシャぐ姿を見て浮かれ過ぎてしまっていたよ。




木曜日の夜に、少しだけまた吐いてしまったけれど、その後はどんどん元気になってくれています。

ゴハンを食べる量も手術前と変わらなくなってきて、もちろん吐く様子もまったくありません。


みやこはあいこと遊びたくてソワソワしているし、あいこも相棒と遊べなくて退屈しているけれど、ここはぐっと我慢です。


いまは、過保護過ぎるほどにみやこを守ってあげなくては・・・です!