お金にまつわるお話。 その5 | 毎日を大切に。

毎日を大切に。

32歳で子宮頸がん発覚。2a2期診断で2012年11月広汎子宮全摘(卵巣片側温存)。
確定は2a1期、リンパ節転移1カ所、扁平上皮癌+神経内分泌癌が見つかり、化学療法6クール実施。
2014年1月に再発転移確認、TC療法×2クール・放射線治療実施。

すっとんでいた「傷病手当金」関連のお話。明日から復職だから今のうちに書いとかないと忘れる!!

この記事に関しては、今までの高額療養医療費等の内容とは違って、具体的な金額は伏せさせていただきます(*_ _)
だから、ちょっとネット検索したらわかるようなことを、自分の実体験&理解の範囲で書きました。ご了承ください。

会社のお休みは2012年11月の手術入院時からでしたが、2012年いっぱいは有給休暇を使いきって休みました。
会社の〆が1-12月なので、2013年1月に新たに有休が付与されたものの、
化学療法1クールを終えてみて、働きながらの治療は辛いな・・・と、2013年1月中旬より傷病休職に入ることにしました。

休職中は労働しないので、その対価となる給与は支払われません。
一方、雇用保険やら健康保険やら年金、税金、通常給与支払い時に控除されているお金については
会社が立て替えて払う→本人に請求が行く→銀行に振り込む、という流れになりました。

「傷病手当金」は健康保険組合の制度です。
病気・けがなどを理由に長期にわたって働くことができなず休職する場合にいただけるお金。

「長期にわたって」と書いたように、けがで1日休んだだけでももらえるわけではなくて、
連続して3日以上休んでいるときに4日目から支給です。
これはうちの会社のルール?と思っていたら、健康保険法で「最初の3日間は待機期間とする」と定められているようです。
この待機3日間は有休をあてはめました。

金額は「標準報酬日額の2/3相当額を支給する」と定められている模様。
標準報酬日額=標準報酬月額÷30で算出されるのですが、そもそも標準報酬月額・・・気にしたことがなかった。。。
決め方は会社によって若干違うかもしれませんが、
うちは4-6月の給料・賞与等の報酬総額をもとに、毎年「標準報酬月額」が決められていて(基本1年間変動しない)、
これも人によって変わるのではなく、「等級表」なるものに基づいて決まるようですね。
この辺の細かい計算は正直よくわかりませんw

ここまでは法定給付。

うちの会社の健康保険組合の場合、追加で「付加給付」の制度があって、
「法定給付+付加給付の金額」=「標準報酬日額の85%に相当する額」となるように、最終的に支払われます。
割→%に変換されてわかりにくいわ!と、思いましたが、この付加給付の制度にはだいぶ助かりました。

私の場合、「傷病手当金」として支払われた金額から諸々の立て替え費用を振り込んだあとに残った金額が
(これまでの計算上)従来の手取り額の9割ぐらいは残りました。
もし「付加給付」がないと手取額の6割ぐらいが手元にになったので、この差は大きいですね。

そう考えると、休職継続のほうが得っちゃ得ですねー。
1疾病1年半がもらえる限度、というルールからすると、もらえるものをもらいきってから復職したほうが間違いない。
でもあと1年も休んでたらボケちゃうよ。。。

ちょっと逸れました。

傷病手当金をもらうには会社への書類申請が必要。
申請書+診断書の構成なので、病院から診断書を出してもらう必要あり。
この診断書の作成にK大では3-4週間かかります、と言われる。。。長いよぉ。
しかも、事前に発行してもらうのは無理ですからね。
たとえば5/1~5/31の診断書を作成してもらうには、6/1以降の受付・作成になる。

診断書を作成してもらって速攻会社に提出しても、会社の中で回るのに1週間ぐらいはかかるので、
結局お金が振り込まれるのは↑の例で5/1~5/31分が7月上旬ぐらいの支払いになるという。。。
ここまでは無収入なので、この間を回せるだけのお金の余裕が必要でした。うちはぎりぎりなんとか(-_-;)

あとは毎月申請を繰り返したら、お金は十分回せました。
治療費はかかってたけど、毎日タクシー往復してたのが無くなったし、飲みにも行かなくなったしw
それほど節約を意識せずとも生活できたのは、よかったのかどうなのか。

まだ5月&6月&7月1週間の分の申請はこれからなので、忘れずに請求せねば。。。
以上!おそまつさまでしたー。



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