雨がしとしとザーザー降る中、ペット霊園へ行ってきました。
雨の中、アジサイの花がたくさん咲いていてキレイ♪
納骨堂のパンちゃんのスペースの、お花(造花)を朝顔などに変えて、
小さな風鈴を飾ったり、クッキーなど新しいお菓子を供えたりして、
全体を夏バージョンのお飾りに模様替えして、お参りしてきました。
空のブログということで、
日頃はあまり語られることのないパンちゃんの話題ですが、
今日はパンちゃんを偲んで、
どんな子だったのか、少しお話してみますね。
パンちゃんは私が高校生の頃に、
まだ1ヶ月に満たないモグラのようなあまり可愛くない姿でやってきました。
もうウン十年前のことなのに、
その頃のパンちゃんが、足がまだおぼつかなくて
立ち上がろうとしては踏ん張った手足が広がってしまい、
ペシャッと腹這いになってしまっていた光景をしっかりおぼえています。
今考えると、そんな幼い頃に売ってしまうショップってどうなの~!?
って、思うんですが、当時は全く知識もなくそんなもんだと思っていました。
我が家にとって、初めてのわんこだったもので、
無知なまま夢中で育児している間に、あれよあれよと時間が経ち、
残っている写真はすっかり成犬に成長した後の姿だけ…。
近所の皆さんを虜にしていた、可愛い盛りの2~3ヶ月の頃の姿などの画像が
全く残っていないのが本当に悔やまれます。
今考えると冷や汗…っていうのは多々あって、
今日はお寿司ごはんだよ~♪ パンちゃん大好物だよね~!
なんて、一緒に食べていたり、
回転焼き買ってきたよ~♪ パンちゃんも1個いる?
なんて、まるまる1個あげてたり…。
もう、ホント…コワすぎます…。
そんな生活だったもので、
パンちゃん、食に関しては満ち足りていたようで、
あげたパンをくわえて庭に持っていって、ホリホリ埋めて隠したりしていました。
空では絶対に考えられません!
鼻の上をどろんこにしてやってくるので、
「あ、どこかに埋めてきたの~?」なんてわかるんですが、
別に捜してる訳じゃなくても、埋めた場所の近くを通ったりすると、
すっ飛んできて、立ちふさがったりして守ろうとするので、
「あぁ、そこに隠してたんだ~!」なんて、
すぐにバレるという間抜けなエピソードもありました。(笑)
おばさんみたい~(笑)なんて遊ばれ中
扇風機大好き!風で毛をハタハタしていました
わんこのおもちゃなんてものも、買ってあげたことが無くて、
大好きなお遊びが、
使い終わったラップの芯を壊すこと…。
11歳で亡くなるまで、
病気らしい病気をしたことが全く無くて、病院に行くのは予防のためくらい。
本当にお金のかからない、誰かさん(笑)とは全く正反対のわんこでした。
スリッパを枕にしてぐぅぐぅ…
そんな手のかからない子だったから、
無知な飼い主は真剣に「犬を飼う」ことに向き合うこともなく、
それで大丈夫なままお別れの時まで来てしまって、
パンちゃんが具合が悪くなっても病気の勉強をすることもせず、
「○○の値が高い…」などと説明を受けながら、
ピンと来ないまま、わけがわからないまま、
ただ、獣医さんにお任せしているだけで、
初めてのわんこだから、その子が死ぬなんて想像することが出来ずに、
「今11歳だから折り返し地点かな~、パンちゃん、20歳まで生きようね♪」
なんて、お気楽に言っているうちに、
なんだかよくわからないまま病状が急変し、お別れ…。
本当に頼りないダメダメ飼い主でした。
そのせいで、ひとりぼっちで病院で逝ってしまったパンちゃんに、
申し訳なくて後悔ばかりで、思い出すことが辛くてしかたありませんでした。
このパンちゃんとの経験の中で、
反省したこと、後悔したことを教訓にして、
今度こそ!と生活を始めたのが、みなさんご存知のポメの空です。
パンちゃんとは性格も正反対、
たくさんの持病との闘いの日々だった空ですが、
笑顔で空との生活を思い返すことができるのは、
パンちゃんのお陰だと思っています。
我が家に迎えた時から写真どころか動画があって、
パピーの頃から山のように記録があるのも、
いつお別れの時が来るか分からないから、
毎年毎年の季節のイベントひとつひとつを大切にして、思い出作りをしていたのも、
後悔したくないから、出来る限り病気のことを調べて、
可能な治療を受けてみようと頑張ったことも、
出来ることなら、ひとりで旅立たせることが無いように努力しよう!と決めていて、
それがかなったことも、
全部パンちゃんのお陰♪
空、本当にお空では兄ちゃんに頭が上がらないんだよ~!
うるさくして、困らせたりしちゃダメだからね~。