生活暦というのは結構身体に染み付いてるもので、筆者の場合お盆といえばどうしても8月。

そんでもってお盆といえば「ずんだ餅」だったりします。

秋のお彼岸にも頂くのではありますが、その材料からかお盆のもの、という印象が強いです。

この季節になると和菓子屋さんの店頭に「づんだ餅」と墨書された張り紙があったのを思いだします。何故か和菓子屋さんでは「づ」んだ餅なんですよね。


先日『Ahaha堂本舗』さんの記事 でずんだ餅が紹介されているのを読んでいたら、俄然ずんだが食べたくなって、せっせと作ってしまいました。


怪奇!!夜中にずんだを作る女!

φ((((((。。>⊂( #)ハイハイモウイイカラ


ついでに我が家流レシピもちゃっかり公開。


まず、用意するもの。

枝豆とすり鉢(大)

枝豆はお値打ち品で十分。今回はさや付きで300g程度使いました。

すり鉢は左の小さいのが、だいたいうどん丼くらいの大きさです。

調味料として、砂糖と塩。

それから、ちょっとかくし味。


1.枝豆はゆでてさやから実を出しておく

2.さらに豆の薄皮をとる


ここを読んで気が遠くなったあなた、大正解です。ここがずんだ最大の難所。

「大の大人がそんなちまちました事やれるかーっ!」と思ったあなた、ご慧眼。

少なくとも昭和時代においては、これは子供の仕事。

ひとりでできるもん!が大好きなお子さんには、断然おすすめの作業です。


一皮むけたお豆さんとその皮。

そしていよいよすり鉢の登場です。

3.薄皮をとった枝豆をつぶす



最初はとんとんとんと、上からつくようにして豆をつぶしてゆきます。

このときのお豆さんは実に元気よく、ぴょんぴょん飛んでくださいます。

その為に、豆の量に較べてずっと大きいすり鉢を使うわけですね。

豆の形が無くなったところで、ごりごりと擦っていきます。


ここで、かくし味登場。


4.途中でごく少量の日本酒を加える



お酒は料理酒で充分、今回の量ならティースプーンに軽く1杯程度。

これ、結構大事なんです(‥)b

日本酒を入れる事で、枝豆の青臭さが消え、まろやかな味になります。


そしてさらに、ご~りご~りご~りと擦っていきます。


5.滑らかになってきたら、砂糖と塩で味付け



筆者の推奨は上白糖ですが、もちろんお好きなもので結構です。

ただし、黒砂糖やブラウンシュガー系のものは枝豆の緑色がちょっとくすむ傾向があります。

今回は手元にあったグラニュー糖を入れています。

何回かに分けて味見しながら調節してください。

お餅にからめる事を考えると、砂糖は結構入ります。

塩のきかせ加減も、お好みで。

筆者はちょっと塩強めにしてます。



とうとう出来上がり。じゃん♪


あとはこれに、一口大にちぎったお餅や白玉だんご、おはぎの中身「はんごろし」などをいれてからめたら

濃い目のお茶や、麦茶と一緒に





さあどうぞ。