其之三十九 時代が変わろうとしている | 井上のこの世はでっかい宝島

其之三十九 時代が変わろうとしている

買ったのか川島よ、一つアドバイスするなら、

オレのペンは擦りすぎて原型が無くなったから、

タッチペンを2、3本用意してからやった方がいいぞ!

まぁがんばることだな。


昨日はハイキングウォーキングのQちゃんとカードバトルの

試合をしました。

彼は前回の井上CUPで一回戦で無惨に散ってしまった事が、

とても悔しかったらしく、今回の「はらせんCUP」に

懸ける思いは誰よりも強いというのです。


Q「僕、このゲーム相当やり込みました。おそらく、自分の中で

  最高の域に達したでしょう、、、だが、それでは何かが

  足りないのです。」

井「、、、、、、、。」

Q「どうすればいいか考えました。そして、一つの答えがでました。」

井「、、、、、、、。」

Q「井上さん、アナタですよ!アナタを倒す事で僕のカードデッキは

  完成をむかえるのです。悪いが井上さん、アナタを踏み台にさせて

  もらいます。そして、それを弾みに大会は僕がもらいます。」

井「おいおい、踏み台って、オレはドムじゃね~ぞ!、わかった、

  じゃいっちょもんでやるよ。」


どうせでまかせだろう、と試合をしたのですが、、、。

なんと彼の思いは本物でした。

2回戦って、1勝1敗の五分でした。

試合中、彼は自軍のモンスターが攻撃されるたびに

「痛っ!」 「ぐふっ!」とシンクロしていたので、

「よほどやり込んだんだな」と確信しました。


そしてQちゃんは、なにかを掴んだのか、強い眼差しで僕に

深々と一礼をして、その場を後にしました。


しかし、あのゲーム音痴のQちゃんと互角の展開が繰り広げれるなんて、

ホント、実力差が出ないよくできたゲームだなと改めて思いました。

どうやら、今度も白熱した大会になりそうだ!