みちしるべ 【楽曲紹介】 | 哲子の部屋

みちしるべ 【楽曲紹介】

『みちしるべ』


僕のパパとママが恋に落ち

愛し合いそして僕が生れ
同じくどこかで君のママも生まれ

僕と出会うのでした


いつしか二人は恋に落ち

形のない愛を育み
溢れた想い形になり
君が生まれたの


まるで愛の形を見えるように それは確かにあると示すように
君は僕の前にあらわれた だけどずっと前から知っていた
これでやり場のない程の愛も 言葉にできなかったその愛も
全部いいんでしょう?

君にほら 注いでけばいいんでしょ?


まるで二人のみちしるべ

二人寄り添うようにと続いてる
もらってばかりもなんなので僕らも君に何かあげる


ママは君に命をあげた

パパは君に名前あげる
「僕はこう生きてきたんだ」と「君よこうあれ」とみちしるべ ご覧


君が泣きながら 声を上げながら ママの体から 生まれてくる時
僕は胸元で 君の耳元で 「愛の溢れる」そんな歌を 歌うのでしょう


次に君が泪を流す時 僕は楽しい歌を歌うから
君がくじけそうなそんな時 たまにゃ厳しい歌も歌うだろう

いつか君にも愛す人ができ その愛がまた形になる時
きっと君も この歌の きっと意味を 知るのでしょう

きっとそうでしょう そうでしょう ねぇ?


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2010年リリースリリース「道標」のタイトル曲です「みちしるべ」

この記事を書いている今、一番新しい曲です。


「てっぺーさん、子どもいたんですね。」と何度か言われましたが、決してそんな事実はありませんので!

身近な夫婦から妊娠の報告を受け、その子に歌を作ろうと思ったのがきっかけでした。


子供を持つということは、決して一人では行えないことです。

必ずしもそうでない、世知辛い世の中ですが、そこには紛れもない愛が有ってほしいというのが僕の理想です。

愛という形のないと思っていたものは、実は少しずつ注がれていて、それが溢れて形になったものが、2人の子供という形になったと思いたいのです。



子は鎹という言葉があります。

少々皮肉交じりに使うことがありますが、2人が一緒に、同じ人生を歩いていけるように、子どもは二人の愛を繋ぐみちしるべなのかなと思います。

子は親の背中を見るともよく言います。

親の生きてきた道、これから生きる道は子供にとってのみちしるべなのです。


最後に、必ずしもこんな理想のような形ばかりではないことも承知しています。

でも、これから生まれてくる命は少しでも幸せな命であってほしいと思うのです。


子供を持たない僕なので、”パパ”と”ママ”の目線になりきれていないキレイ事のようになってしまっているかもしれませんが、そうであって欲しいという気持ちです。



この歌を作ろうと思ったきっかけをくれた”仁”君へ この歌をプレゼントします。

幸せな人生を過ごしてください!


2010年2月発売

道標 より