一昨日 なんとなく 畑に行く気になれな帰宅した

部屋に入ったとたん LINEが入った

送り主は 幼馴染のYちゃん


おばあちゃんが 今 息を引き取りました


前日 とあるところで飛び込み合流して おばあちゃんの話をいていたところだった


御年 104歳


もう ずいぶん前から 意識はあるのだけれど

物は言わず 何もわからなくなっていたそう

たまに デイサービスでお泊りとかいていた


食事は胃ろう 

でも のどにひっかかったら 「んんっ!」 と 自分でとっていたそう

最近 70代とかでも 誤嚥性肺炎 とかになる人が多い中

104歳で 自力で取り除く


Yちゃんところは 子供のころ 市場で お菓子屋さんをしていた

なので おばちゃんは お店に出てることが多く

Yちゃんは おばあちゃんっ子っだった

そのせいか 毎日のように 遊んでいた 

自分は 同じように おじいちゃんとおばあちゃんにかわいがってもらっていた

どうも このころから お年寄りにはかわいがられる片鱗があったのかも(^^;)


当時 さわやか律子さん❤ で ボーリングが大流行

近所に ボーリング場があって

おじいちゃんとおばあちゃんは MyボールとMyシューズ 手に付ける重り 何か持っていて

よく Yちゃんと一緒にボーリング場に連れて行ってもらって

舌が 真っ赤や紫になるファンタを買ってもらったりしたのを覚えてる


おばあちゃんは 庭いじりが好きで

プランターに ナスの苗を植えていて

子供心に ナスの花の色ってキレイ❤

って 教えてくれたのもおばあちゃんだった


おじいちゃんは 27年前に亡くなった

当時 近所で 手描き友禅の仕事をしていたので

仕事の合間に 告別式に参列した


結婚した時 おっと と一緒に挨拶にも行った

とても 喜んでくれていた


Yちゃんとの付き合いは くっついたり 離れたり

お盆に実家に帰った時 ランチして またもや 付き合いが始まった


そんな中 いつもおばあちゃんの話が出た


おばあちゃんが亡くなったと聞いてから


ずっと おばあちゃんが 自分の方を向いて にこにこしなが ぽっこちゃん って


呼んでいる姿が脳裏から離れない

いつも来ていた 自分で手編みした紫色のチョッキを着て

もう何十年と声なんて聞いたことないのに はっきり覚えてる

思い出しもしなかった Yちゃんちの間取りもはっきり思い出した


最期のお別れを言いたかったので

昨晩 お通夜に行ってきた


母や町内のおばちゃんたちも一緒だった

Yちゃんのお兄ちゃんも久しぶりに顔を見た

近所のおばちゃんたちも 久しぶりで みんな懐かしがって話しかけてくれた

みんな年取っていたので 一瞬 だれ? って感じだけど

顔をよく見るとすぐにわかる



お兄ちゃんは姉と同級生で Yちゃんは自分よりひとつ年上


近所の小さい親族だけしか入れないような会館なので

みんな 外で待ってからの 焼香

この日は風が冷たく 年寄たちの身に染みるので 

母を始め みなさん お焼香を済ませると 早々に帰って行った


自分は おばあちゃんの顔を見て お別れがいいたかったので

1時間くらい 外で待っていた

お経が終わって お兄ちゃんが外に出てきて すぐに


顔見るか?


と 声をかけてくれて 棺を開けてくれた


おばちゃんといろいろ話した


Yちゃんもおばちゃんも 


おばあちゃん ぽっこちゃん来てくれたからすごく喜んでると思うわ

遠いところからありがとう


と 何度も言われた


おばあちゃんの顔は 104歳とは思えないほど

顔色がよく つやつやで きれいだった

そして すごくきれいな顔でまるで寝ているようだった


涙が止まらなかった

おばあちゃんにもしものことがあったら絶対に逢いに行こう

そう決めていた


Yちゃんと話してたら

おばちゃんが 


大したものないけど よかったらうちに来て一緒に食事したら?


と言ってくれた

ありがたい言葉だったけど 母も用意していたのもあるけど

やはり ここは 親族だけでお別れした方がいいと思ったので

丁重にご辞退させていただいた


話してると お兄ちゃんの娘さん二人が 自分を見て


あー 昨日 写真で見たー


と言われた

写真で見た・・・・・・・なんだか メチャ恥ずかしかったzo


何もわからなくても 4世代同居で みんなに大切にしてもらっていた おばあちゃん

生前どれだけのいい人だったかわかる

わからなくても すごく居心地がよかったんだろうな~

Yちゃんも言っていたけど

まだ信じられない

いつも あの家にいる そう思っていたから・・・・・



2015年 11月27日(火)

104年間 お疲れ様でした 安らかに・・・・・

しかし おじいちゃん わかるやろか

きっと 待ちわびてるやろな~

おじいちゃんと仲良くね

いままで ありがとう


ぽっこ


大切な人との最後の別れ

忘れないようにここに書き留めておこう