昨日のTV番組で・・・
・チャイナマネーで、数々買い叩かれていくニッポン!
・世界基準に取り残される、技術大国ニッポン!
・口蹄疫ばかりでない!ニッポンの食が危ない!
・世界の有名大学で日本人激減・・・学力低下で凋落するニッポン!
・ギリシャ問題に見る、ニッポンの財政破綻へのシナリオ!

中国は,土地が国のものです。
社会主義国家ですので,これは,香港などでも同じですね。

そこで,中国の富裕層(1億人とも2億人とも言われていますが・・・)が目を付けているのが,日本の不動産です。
もちろん,投資的なものもあれば,投機的なものもあります。
そして,何と言っても,自国では購入できない土地,それを日本のしかも,東京で保有できることのステータスさがあるのですね。

また,金型の技術。
昔の高度成長を支えた日本の技術,その中でも,鉄鋼業の発展は,イコール,下町の工場の金型技術が下支えしていたのですね。
それを,いま,中国の技術者が学んでいます。
中国は,今は,高度成長国です。
日本は成熟から停滞している国です。

日本の高度成長を支えた団塊世代の大量退職期が,今です。
金型技術を保有する職人は,若いやる気のない日本人より,やる気のある中国人にその技術を伝授します。

そして,日本の新幹線。世界に誇るこの技術。
アメリカは,オバマ政権のCo2削減政策として,アメリカ全土に新幹線網を張り巡らせる計画が4兆ドルを投入する国家プロジェクトとして開始されています。
そして,その技術提供を世界各国に求めています。
その筆頭が,中国の新幹線技術です。
もともとは,中国に提供しているのは,日本なのです。
中国は,自国の技術として,アメリカに売り込んでいます。

カルフォニア州では,その商談段階になっていて,欧州勢と日本,韓国・中国が参入している中,中国の動きに興味を示しているそうです。そう,アーナルドシュワレツネッガー知事ですね。
そして,中国は,財政状態の悪いカルフォニアに,1兆円を貸すことも提示しています。

もともとは,この新幹線のデザインは日本の新幹線と瓜二つなのです。
中国側は,200km運行までの技術供与は日本から受けたらしいが,それ以上の運行技術は中国で開発したといっているそうです。

日本の不況下では,中国企業による日本企業M&Aがどんどん進んでいます。
工作機械の池貝や金型大手のハギワラ等々,日本の基幹産業の上流が買収されています。
新宿等の1等地のマンションも,中国富裕層が現金でとんとん買っているそうです。

このままどんどん進んでしまうのでしょうかな~~。

日本のバブル期にアメリカの不動産や企業を買収した当時と似ているとも言われますが,このまま指を咥えてアメリカの二の鉄を踏むのでしょうか。

アメリカでは,今では,TVの画面を国内で製造できる技術はないそうです。
すべて,アジアや欧州の製品を輸入しています。

日本は,自動車産業でアメリカを食い物にしました。
今は,日本が中国に食い物にされつつあります。

そして,円高。
当時のドル高に近い傾向ですね。

円高ですと,輸出品では,日本製品は不利です。当然です。・・・

やはり,日本は中国に食われるのでしょうか。

その解決策としては,もはや,政治的に,法人が日本で商売がやりやすくできるよう,法人税を半減して,消費税を10%~20%にして,財源を確保し,かつ円安政策をうたないとダメなのでしょうね。