濃すぎたサブキャラ描写(アクエリオンEVOLとかニャル子さんとか) | こはるーポカポカ日記

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【聖闘士星矢Ω 第13話】
風の塔での蝿座のシルバー聖闘士との対決と、エデンくんと栄斗くんの再登場の巻。
風の塔ってことで風属性のユナさんの主役回…と思ったのですが、そうじゃなかったですねw
栄斗くんは相変わらずの万能っぷりを発揮し、一方でエデンくんはマーシアンでマルスさんの息子みたいですね~。
つか、エデンくんはその設定だったら、そもそも聖闘士である必要性がない気もしましたけどねえ…。(もしくはバラすのは、もっと劇的なシチュエーションの時にすべきだったかと…)
次回こそはユナさんの主役回…だと思いたいですねw(準主役回の直後に主役回ってことで、考え様によってはものすごく優遇されていると思いますけどね)
ちなみに最後の星矢さんのメッセージは、旧作アイオロスのオマージュですね。…とはいえ、効果的とは言いがたいオマージュでしたが…。


【宇宙兄弟 第13話】
閉鎖空間での日常と、抗議文作成の課題の巻。
終盤の六太のセリフは、理にかなっている上、夢があるものでよかったですね~。
ちょっと日々人に頼りすぎな気もしましたがw
そうなんですよね。結局のところ、“抗議する”という行為は、相手に理解を求める行為なんですよね。
理解を期待できない相手になんかいくら言葉を積み重ねても無駄で、黙らせる、分からせるには有無を言わせぬ“事実”を突きつけるしかないんですよね。
ラストの所長さんの「ワタシたちにそんなヒマないでしょ」という言葉も、単に六太のセリフに同意しているだけでなく、宇宙を目指す人達すべての意を汲んでる感じで良かったです。


【特命戦隊ゴーバスターズ 第18話】
地下帝国の野望の巻。
ヨーコとビートの変則タッグの描写は、なかなか面白かったです。
エネルギー切れを起こしたヨーコさんにビートが樹液を差し出したくだりは、ホントに何の冗談かと思いましたよw
しかし次回予告を見ていて気づいたのですが、今回エンターさん出てこなかったですよね? これまで皆勤賞だったのに珍しい…。


【仮面ライダーフォーゼ 第40話】
牡牛座タウラス・ゾディアーツとの対決後編。
今回一番驚いたのは、ヴァルゴさんの正体がショボイおっさん(江本さん)だったことですね。
…それなりの美女を想像していただけに、ショック大きかったですよw
しかし、タウラス(杉浦くん)と流星くんのゴルフ対決は、まったく意味がなかったですねw
流星くんが勝つのは何となく分かってましたが、勝ったその勢いで一気にバトルをして決着…という流れだとばかり思っていたのですが…。
最後、正気を取り戻した杉浦くんはダークネビュラ行きになってしまいましたが、逆に考えれば、これはダークネビュラ行きになった人々が最終話あたりで生き返る(戻ってくる)という伏線でしょうかね?、


【機動戦士ガンダムAGE 第37話】
キオくんのヴェイガンウルルン滞在記、の巻。
ヴェイガンの世界を知ってもらう、とか言って、キオくんを一人街中に放り出すイゼルカント様。
いやもう、粗があるとかないとかの次元を軽く斜め上に飛び越えて、その斬新さと豪胆さにド肝を抜かれましたよw
せめて「ヴェイガン資料館とかに訪問中、何からの拍子ではぐれて…」とかにしておこうよ。(これだって充分ヒドイですけどね)
あと、着替える前のキオくんの服装は、中世やファンタジー世界とかの奴隷の服にしか見えなかったです。
いくら捕虜とはいえ、一応はMSがバリバリ登場するSF世界なんですから、もうちょっと世界観に合わせた格好にしてほしかったです。


【氷菓 第10話】
おだてられ、いい気になって推理したが、大間違いだったでござるよ、の巻。
上記のように、女帝・入須さんに持ち上げられて、ちょっとヤル気になった折木くん。
でも仕方ないですよねえ~。あの年頃の男の子が美人の先輩におだてられちゃったら、舞い上がるなって方が無理ってもんですよw
一方で、今回は伊原さんの株がちょっとだけ上がりました。
部室で一人ぼっちになる折木くんに謝ったり、完成版映画を見終わった後、折木くんを呼んでミスを指摘したりと、ちゃんと彼に対して友人としての配慮することができる子だったんですね~。(これまでは悪態ばかりでしたからねえ…)
折木くんの推理としては、(ザイルの件を除けば)順当なところだったんじゃないかと思います。カメラマンが犯人…というミステリー映画は今のところ見たことはないのですが、小説では三人称視点で物語が展開し、犯人は物語を語っていた人物、というのは古典的な手ですしね。


【アクエリオンEVOL 第26話(最終話)】
マクロスF+Gガンダム、みたいなクライマックス。
ミカゲさんが操る神話型アクエリオンがなぜか巨大化していたので、アマタくんがそこに飛び込むまでは、マクロスFの最終話みたいな印象、アマタくんが飛び込んでからはGガンダムの最終話みたいな印象を受けました。
悪くはないっちゃ悪くはないのですが、特に新鮮さも感じなかったですねえ。
「EVOL」を「LOVE」にする仕掛けもずっと前から噂されていたことでしたし、そもそもそれを行ったのが主人公のアマタくんではなく、脇役のカグラさんってところも、ちょっとパッとしない一因でした。
ただ、前作とは違って、ちゃんとハッピーエンドで終わったのは良かったです。前作キャラによるセリフも、ファンサービスとしては悪くなかったと思いますし。
しかしまあ、フラれた者同士のカグラさんとゼシカさんがくっついちゃう展開は、ものすごく少女漫画orティーンズラブノベルっぽいご都合主義的な感じでしたねw
なんというか「このままだとゼシカさんが可哀想だから、全員ハッピーエンドにするため適当に相手を見繕ってくっつけちゃえ!」みたいな臭いがプンプンするのですが…w
つか、ぶっちゃけアマタくんとミコノさんなんかよりも、MIXさんが女性に戻れるのかどうかがの方がずっと気になったていました。(まあスタッフロール時の映像をみる限りだと、ちゃんと女の子に戻っているみたいで一安心ですが…。)
ずっとその事ばかり気になっていたので、物語本題を展開させるよりも先に、サブキャラの問題をスッキリ解決させてほしかったですね。
作品総評としては…。
う~ん、アマタくんもミコノさんも、前作のアポロくんやシルヴィアさんと比べると、ヴィジュアル的にも性格的にも遥かに好感を抱けるのですが…。
いかんせん、周囲のキャラクターとそれに付随する物語が濃すぎて、肝心の本筋であるアマタくんとミコノさんの恋愛が負けていた感じがありましたね~。
アマタくん、カグラくん、ミコノさんの三角関係も、物語の展開によりミコノさんがどちらを選ぶのか決断をする以前にうやむやに終わってしまって、“恋愛”として面白味はあまりになかったですし…。(つか、「喪服の結婚式」の伏線は、結局何だったんだ?)
おそらくは本来の物語の主軸は、彼らによる三角関係だったと思うので、そこを引き立てたかったのだったら、もうちょっとサブキャラクターたち描写、物語は抑え気味にすべきだったと思います。
(…ただ、それをするとこの作品の魅力は半減してしまうので、ちょっと考えものではありますけどね。)
あと、前作の物語をも台無しにしたアポロニアスの転生体の設定は…さすがにヒドイと思いました。
自分は前作にそれほど思い入れがないので平気ですが、前作好きな人だったら激怒ものの設定だったと思いますよ。(もしファンが前作DVD割った画像UPとかしたとしても、“そりゃ、仕方がねえよ”とファンの方に同情しちゃうレベルw)


【這いよれ! ニャル子さん 第12話(最終話)】
いなくなってから初めて気づく大切な人、の巻。
前回からのゲストキャラであるロリ幼女が事件の元凶だと思っていたので、彼女が無実で、その従者が犯人だったという結末はちょっと意外でした。
つか、そんなにエロゲ大好きなら、ニャル子さんを捕らえた時になぜ触手プレイをしない!?w
…ちょっとだけマジメな批評をするなら、ニャル子さんらの大切さを浮き彫りにさせたいのだったら、誰もない世界ではなく、“ニャル子さんらだけ”がいない世界にすべきだったと思います。
作品総評としては…。
まさにアスミスファンのためだけの作品でしたねw
内容的には、単なる平凡なパロディもの作品でしかなかったと思います。
自分は阿澄佳奈さんのファンというほどではないにしろ、声優の中では結構好きな方なので、なんとか全話完走しましたが、阿澄さんがそれほど好きじゃない人にとっては苦しい作品だったんじゃないでしょうか?
基本設定の“クトゥルフ神話のおぞましい神々が、萌え美少女に!!”というアイデア自体は非常に面白いと思うので、パロネタなんかよりもそれを活かした展開にして欲しかったです。
(原作がどうなっているか知りませんが、この基本設定自体は料理の仕方によって「瀬戸の花嫁」クラスの良質のコメディアニメになれるポテンシャルを秘めていたと思います)