母のこと | petit bonheur

母のこと

神戸戦遠征に行く前日に父から電話が。

2日前に母が腰が痛いと言うので病院に行ったら第3腰椎骨折で即日入院したと。
容体を聞いて、父の意向や旦那とも話をして予定通り神戸へ。

週3日デイサービスへ通っている母。
実家へ帰るたびに家の中に手摺や色んな介護グッズや貼り紙が増えている。

神戸に行って観光してても、試合中も、頭の中は母のことでいっぱいだった。

今回、旦那の家族との会食をする機会もあった。
旦那の母が「ボケたり歩けなくなるといけないからジムの水泳始めてね」
旦那の父が「まだこの歳でも働いていているからお金はあるから食べなさい。」

ホントその通りだと思うし、その通りです。

旦那の父が席を外した時に旦那の母が
「お母さんの具合はどうなの?」と聞いてきた。

その瞬間スイッチが入り嗚咽が込み上げて、旦那に説明してと頼んだ。

父が戻ってきた時には落ち着いて、何事もなかったように会食は終わった。

もちろん遠征、観光を楽しみツイートしたりする時もあったけど、
ふと、病院で母は1人寝ているのに、父は1人で看病と家のことしてるのに、
私はこんなことしてていいのだろうかと思うと涙が出てきた。

でも私は私で旦那との暮らしがあって、
元気無く過ごしていて楽しまずにいたら旦那に迷惑や心配をかけてしまう。

この二つの思いがグルグル頭の中でずっと止まらない。

時を同じくして私の兄が関西へ単身赴任が決まった。
大変な事が重なってしまった。
準備でお見舞いも行けるかどうかわからないくらいバタバタしているらしい。

母の事がわかってから初めてメールではなく電話でじっくり兄と話をした。
もっと強く父に病院に連れて行ってと言えばよかった。
でもあの時父にギリギリの所まで言っていたのも確か。
今、父や母にしてるのは結局は自己満なのではないかという思い。
兄から自分と同じ気持ちの言葉が出てきた。

そして私は専業主婦で一番自由な身でありながら何一つしてあげられていない事が申し訳ないと伝えると
「○○くんが安心して働けるようにお家を守ってるでしょ、だから自分を責めないの」と優しい言葉が返ってきた。

もう号泣

優しいねって言ったら「お菓子の取り合いで喧嘩したじゃん」と(笑)


私はまた逆戻りしてしまった。
今日は笑顔で旦那の帰りを迎える。
兄と旦那、私の身体を理解してくれる優しさに改めて感謝。

今週末、兄と一緒にお見舞い行く予定。