Gaston Cuvee Prestige ◯ |  田舎女 *ぽこ* のなんてことはない日々

 田舎女 *ぽこ* のなんてことはない日々

   独立した娘2人を持つパートタイマー主婦です。
   ワインのこと、愛猫のこと、
   寒冷地のド田舎暮らしのこと・・
   思いつくままに。

フランス(ボルドー)産の2本が手に入ったので
同時に開けて飲み比べ。

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方や3桁の安ワイン、方や元値2千円程のシャトーワイン。
このお値段の違いがどう出るか!?

まずはこちら(写真左側)からレポート。

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ガストン・キュヴェ・プレステージ

生産地:フランス ボルドー
生産者:ガストン・シャルパンティエ(CVBG社)
品種:シラー、グルナッシュ
色・粘性:緋色がかった赤、粘性は中~弱
香り:ピーチのようなまろやかな甘い香り
   →ツンと酸味の強い香り→ピーマン→乾いた樽臭
ボリューム:軽い●◯◯◯◯重い
タンニン:控えめ●◯◯◯◯強い
甘味:ドライ◯◯◯●◯甘い
酸味:まろやか◯◯◯◯●シャープ
果実味:スパイシー◯◯◯●◯フルーティ

甘酸辛苦がいちどに襲ってきてちょっと戸惑う。
次に僅かなパイン風味が駆け抜ける。
余韻は長くは続かず、
いろんな要素がいちどにパッときて終わる感じ。
記憶に強く残るのは酸味と僅かな渋味の印象だが
全体的には甘酸っぱくフルーティーなイメージ。
(↑なんだかまとまらないねぇ。
 このいい意味での「まとまらない感じ」が
 まさしくこのワインの印象ということかな。)

マリアージュはなかなかのもの。
だいたいどんな料理とも合ってしまう。
鶏胸肉クリーム煮、豚の生姜焼き、ローストビーフ、
ヒレカツ、焼き鮭、ツナマカロニサラダ、
ワニジャーキー、揚げ茄子、野菜炒め、ブリーチーズ
エトセトラエトセトラ・・・

2日目、アルコールが抜けて辛さが少し和らぎ
甘いアタック、しかし苦味が尾をひくようになる。

666円と安い割には、
深みはないけれどそれなりに味わいがあり
料理を選ばず、コスパの高いワイン。
ただ私の好みより僅かにドライ。
暖かい季節にちょっと冷やして
重めの料理と合わせるといいかな?