薬漬けの中国産チキンで日本企業が見せた中華の拝金主義。食品偽装もアベノミクスの一つの結果?! | popo♪のブログ

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孔子も孫子も「治世救民」を天命として我欲のカケラもなかったそうです。「季布の一諾」が座右の銘として、孔子、孫子、老子、司馬懿に学んでいます。
ささやかながら幸運をお分けします。

この中国産薬物チキンの話は、一年半前から問題視されていたもの。

下の記事では、中国産薬物チキンを問われた日本マクドナルドが、「答えられない。心配なら買うのを控えればいい」という返答をしたことから、クロと判断していた。

まさに正解だったというわけである。

それから1年半もの間、平然と薬物チキンが店頭販売されていたというのは、国民の生命身体よりも一部の企業の経済優先を実践したアベノミクスが招いた結果ともいえる。

ところで、つい最近、セブンイレブンで人気と言う「サラダチキン」なるものを買ってみた。
原産国は、タイとある。

見た目は、鳥の胸肉そのものといった形をしている。

しかし、食べてみると、胸肉とはほど遠く、食感は、魚肉ソーセージのそれと似ている。

製造は、プリマハムというから、肉の加工はお手の物である。

プリマハムと言えば、5月にゴム入りチキンの販売を指摘され、回収騒ぎがあった。

半分ほど食べ終わると、鶏肉を食べたと言うより、妙なものを食べてしまったという感覚で気分が悪くなった。残りは、廃棄。
好みの問題かもしれないが。

プリマハムの加工工場は、タイだけでなく、中国に3か所あるらしい。

毎日新聞よると、今回、問題となった上海福喜食品有限公司は、ファミマが伊藤忠商事を介した取引先となっている。
http://mainichi.jp/select/news/20140723k0000e040222000c.html

この伊藤忠商事は、2012年5月、プリマハムと台湾系中国食品大手の頂新グループとで合弁会社を設立し、上海近郊でハム、ソーセージを製造しているらしい。(日経)
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGF18001_Y2A510C1EB2000/

このサラダチキンには、タイ産と書かれているが、中国産が紛れ込むことはないのか気になるところである。

つい最近のことだが、一流とされる有名ホテルやレストランでも国内産表記を偽装したり、原材料偽装の横行が発覚している。

中国の加工偽装ばかりに目を向けていると足元の国内業者への監視がおろそかになる。

防衛策はなかなか困難だが、リスクを少しでも減らすなら、産地表示のない食材は買うのを控えるしかない。

直ちに健康被害があるとは言えない(枝野式)の微弱な危険食品。

もしかしたら、これらが、老幼を問わず、近年増えつつある原因不明のアレルギー疾患の原因となっているのかも知れない。

日本国内と言えど、コンビニ、ファミレスが安心できない時代に入ったのかも知れない。


『中国産薬漬け&病気鶏肉問題、日本のマックチキンにも疑惑浮上 日本マクドナルド「心配なら購入控えて」
マクドナルド「心配なら購入控えて」
18:12 01/23 2013
植田武智
「速成鶏」事件を報じる国際経済ニュースBloomberg紙2012年12月19日の記事。上海のマクドナルドでも鶏肉商品を店頭から外す騒ぎとなっているという。

 中国国内のマクドナルドやKFCで、抗生物質や成長ホルモン剤を過剰に投与した鶏肉が使用されていたことが分かり、大騒ぎになっている。

 その後、河南省の大用食品グループという日本にも鶏肉加工品を輸出している企業でも病気鶏肉を食品に転用した疑惑が報じられた。そうした鶏肉が日本に輸入される可能性はないのか。日本のKFCでは中国産鶏肉は使っていないという。

 一方、この大用食品グループはアジア地域のマクドナルドのサプライチェーンと位置付けられている企業であるため、日本マクドナルドに中国の仕入れ先企業名を尋ねると、「情報は提供できない、心配なら購入を控えて貰うしかない」と説明責任を全く無視した対応だった。

 同じ中国産鶏肉でも、大阪王将は仕入れ先の中国企業名と検査情報を提供中。説明責任を果たせないマックチキンは黒と判断せざるをえない。』
http://www.mynewsjapan.com/reports/1760