ノートPCのCPUファン復活? | popo♪のブログ

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孔子も孫子も「治世救民」を天命として我欲のカケラもなかったそうです。「季布の一諾」が座右の銘として、孔子、孫子、老子、司馬懿に学んでいます。
ささやかながら幸運をお分けします。

 ノート用CPUファン探しの旅が始まったのが去年の暮れ。今使ってるBIBLO-MG50は、2004年頃に買ったからケッコウふるい。今年になってCPUファンの音がガリガリビービーとうるさい。これをメーカー修理に出すと、数万円の出費は覚悟しなければならんでしょうが、そうはいかない。というより、お金がない。となると自力で修理するしかない。そこで、グーグル検索。いろいろ探してみると、ノート用ファンで苦労している人が意外に多い。
 それなら、分解手順を載せてるサイトくらいありそうと検索したところ。おお。あるじゃん。あとは実行。サイトを印刷して、これを見ながら分解。パキッとツメを折ったりも。ま、いいか。気にするな。めざせファンまで。
 どうにかCPUファンまでたどり着く。ファンをはずして、軸あたりに、油をさしたり、グリース塗ったり。これまで、4~5回ほど分解組み立てを繰り返すはめになった。
油を差すと、しばらくは大人しくなる。が、またまた騒音が出始める。そこで、またもダメと知りつつ、新品のファンを検索を繰り返す。当然、見つからない。
 一昨日あたりから騒音がますますひどくなってきた。そこで、秋葉原ならと淡い期待をもちつつ、仕事がえりに秋葉原へ。が、5V仕様のファンがなかなか見つからない。いろいろ聞いてまわるうちに、電子部品屋さんならと店員さんのアドバイスをもとに、部品屋さんを見つけたが、5V仕様のファンはあるものの、サイズが合わない。それに近いものというのでファンを買ってきた。約2時間歩き回った。暑い。
 さて、分解6回目。サイズが微妙に合わない。う~ん。では羽根だけ交換できないものかと、古いファンのカバーをはずした。この羽根は、ただ乗っけてあるだけで、磁力でくっついてる。その羽根をはずし、軸受けを覗いてみると、わずかだが、何やら黒いよごれのようなものが。クリクリとツマヨウジでほじってみるとやはり汚れのようだ。そこで、軸受けの中にグリースを吹き付けて、中をクリクリとクリーニング。軸受けにもう一度、グリースを吹き付けて、周りについたグリースを丁寧にふき取ってクリーニング終了。カバーを付け直して(クルーガンで3点接着)、組み立て。
 で、電源オン。おお。シャーと軽い音。キセキかタナボタか。七夕も近いし。とヨケイなことを考えながら、しばらく様子を見る。まだ数時間しかたっていないので、成功とも不成功ともいえないが、騒音が消えたのは確か。音はしているし、熱風も出ているので、ファンは回転はしているらしい。ビブロ専用に置いた直径9センチの卓上ファンも今は停止中。
 新品のファンが売ってれば問題ないけど、『ノートのファンは、ジャンク以外まずないよ』と秋葉原の店員のお兄さんが悔しそうに言ってた。以前、そのお兄さんも探したらしい。
ま、これでしばらくもってくれれば、助かるものね~。それにしても今日は、暑くて、歩いてるうちに自然死するかと思った。結局は、そのファンはお蔵入りになったが、その代金\1,380がムダだったのか、有効だったのかは、考え方次第ということになるんでしょうねえ。
 もし、これと同機種をお持ちの方で、やはりファン騒音で悩んでおられるようであれば、自爆覚悟で、試してみられるのも面白いかも。今は扇風機の音の方がうるさい。

 いつの間にか、こんなに長い記事になってしまった。ま、いいか。