イギリスではいつの世も若者のドラッグ乱用が社会問題です。
TVでも頻繁に撲滅キャンペーンの広告を目にするわけですが。
日本でもどちらかというと「ドラッグ=死」みたいな背筋が凍るような暗いCMや広告が多い印象ですよね。

でもニュアンス的には
「あ~まあやるのは自由だけどさ~お前こんなになっちゃうぜ・・」
ポップなクリエイティブとメッセージな方が若者は耳を傾けるのでは?
と最新の↓のCMを見ながら思ったりしました。

渋谷 Calling

http://www.guardian.co.uk/media/video/2009/feb/13/advertising-drugsandalcohol

あからさまに「ダメ」っていうのではなく、ドラッグによる具体的な効果をまず理解させようというアプローチ。
「ああやっぱやめよ・・」自発的に思う若者も増える?(可能性は無いわけではないと思います)

この方法ってドラッグ撲滅広告だけに有効ってわけじゃなくて、
ただ「これいいですよ~♪買ったほうがいいですよ~♪」っていうコミュニケーションだった広告を
「商品が解決してくれる具体的」な点を盛り込んで「あとはあなたに任せます」にシフトする事で、
「ん~いいかも♪」で自発的に店頭に行かせる事ができると思います。
(そこから店頭での宣伝がカギを握ってくるわけですが)

なんつ~か「北風と太陽」的な手法(笑)

勿論「太陽さん的なアプローチ」が重要なわけですリクーム



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