COCO CHANEL
クリスチャン・デュゲイ監督 2008年 イタリア・フランス・アメリカ
ココ・シャネルの伝記もの。
15年の沈黙を経た復帰コレクションが酷評されるものの、これまで歩んできた道を振り返って復活を誓い、見事それを成し遂げるココ・シャネル。
復帰後のシャネルをシャーリー・マクレーンが演じて、全体にいい重みを出しています。
回想シーンとなる若い頃を演じるのはバルボラ・ボブローヴァ。いかにもフランスの魅力的な女性と思いきや、チェコスロヴァキア(現スロヴァキア)出身でした。オドレイ・トトゥ(「ココ・アヴァン・シャネル」)もよかったけど、こちらも負けていません。
いったん世の中に認められてからの挫折というエピソードに焦点を当てることで、ストーリーに厚みが出た!と思うのは、私が年をとった証拠かしら???
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わっ!こっちももうDVD出てるのね(ノ゚ο゚)ノ
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最後にシャネルの言葉から・・・
美しさは女性の「武器」であり、装いは「知恵」であり、謙虚さは「エレガンス」である。
それにしても、既存の権威から自由であった彼女の生き方と装いを考えると、今の高価な「シャネル」ってなんか皮肉な気もしたのでした。