初めてのお出掛け ~クルマ編~ | Barたまブログ   ФAlfaromeo+Volvo+BuellФ

初めてのお出掛け ~クルマ編~

初体験 - 何をするにも必ず訪れる瞬間です。
大人になっていく過程で初体験するのは×××クルマバイクが3大巨頭でしょう。このうち、書けない×××は置いといて、バイクとクルマの初運転体験について。

多くはバイクに乗るのが最初かと思います。それも原付ではナイでしょうか。ワイの初バイク体験は中2んとき(おいおい)。兄貴が親を拝み倒して買ったホンダのLEADでした。赤色。その頃は、マンガ「バリバリ伝説」と「あいつとララバイ」が全盛の頃でしたから、既にバイクにゃ興味深々でしたねぇ。その割りにアクセルとブレーキしかないスクーターなる乗り物の印象は余りありません。それより、高2んとき硬式庭球部の仲間が持っていたMTのヤマハ「ポッケ」に初乗りした時の印象が強く残っています。なんせ生まれて初めてのクラッチ付きミッションでしたから、操作方法教えて貰ってガッコンガッコンしながら田舎道を運転してたのを思い出します。ありゃ楽しかったデスねぇ。

pocke
↑初MTバイク「ポッケ」50ccで超小径タイヤで不安定この上なし。
人生で乗ったのは1度きり。でも楽しかった。


ミッション付きの操作は、

アクセルOFF→クラッチ切る→ミッション・チェンジ→クラッチ入れる→アクセルON

書けば簡単ですが、初めてやるときぁワケ分かりませんわね。構造理解してないからね。身体で覚えるしかナイです。で、操作を理解した時に思ったのは、

8耐ウイナーのMボールドウィンはこんな面倒なコトやってんのか」 
↑歳バレるって

でした。まずブレーキが手と足にあるのも理解不能でしたし、ニーグリップなんて知識もゼロでしたから、支えるべきハンドルを捻ってアクセル入れるちゅうコトさえ意味不明。納得できねぇーって感じでしたねぇ。特にクルマからバイクに来る方はそー思うかも知れません。

ま、バイクというより、内燃機関を使った機械を操作して移動したのが初、と思うと、内燃機関の構造を理解したのもこの頃でしたね。
最初はビックリしました。混合気を爆発させピストンを上下運動させて回転運動に変換するっちゅうやり方に。当時は

なんちゅう効率悪いんだっ!

と思いましたねぇ。だってあんなグニャグニャしたクランクシャフトを上下から来たコンロッドが廻してるんですから。しかもテコの原理から言うと力の入りにくい軸に近いところで、犬の尻尾みたいな動きして廻してんですよ?!それを回転運動に変換してクラッチとデフ経由してやっとタイヤ廻すんですから。

自分の中で動力と言えば、ウルトラホーク1号であったりライディーンのゴットバードであったりしてたのがそー思った原因でしょうねぇ。よーわ、

ロケット

なんですよ。内燃機関なんちゅうからには爆発してんだろーと予想はしてましたし。で、爆発=ロケットみたいなイメージが既にあったんですな。それがナンとシリンダーの小さい筒ん中で、ピストンなんか押してるワケですよ。で更に、抵抗が少ない形として真円がイメージされてたんで、グニャグニャしたクランクシャフトは理性的に×だったんでしょう。ヘンな動きするコンロッドも同じですわ。そんなんが重なって知るほどに意味不明で、

人類ってダメじゃんっ?

て思ってたんですよね。もっと滑らかに単純に動くモノが理想でしたねぇ。ま、ガキのくせに永久機関なんかフツーに作れるデショ?!って信じてたマセガキでしたからねぇ当時は。 ←因みに多分小3とかんとき。現実は全然違いましたけど、それを理解するのは大人になってからです。

godbird
↑理想的(?)な動力を搭載したゴッドバード?



で、納得行かない内燃機関を搭載したもう一つ、クルマを初めて運転したのもバイクと同じ高2んとき(オイオイ)。両親が泊まりで留守のスキを突いてウチにあったFRの赤いカリーナAT車(SOHC1.8L)を転がしたのが初体験でした。コレ、実は以前から親が留守になるタイミング狙ってたんですよね。何時か運転してやろーと。バイク乗ってアクセルとブレーキの感じは分かってましたし、親父が運転してるのを何時も興味深々で観察してましたからねぇ。更にバーチャル初代としてゲーセンでドラゲーやってましたからねぇ。ま、ガキの頃親父がたま~に駐車場で膝の上に乗っけて、ハンドル操作だけやらしてくれたりしてましたから、どっから来たのか自信だけはあったんですな。

carina
↑FRの最終型カリーナ。ウチにあったのは1.8LのST。因みにキャッチにある
「足のいいやつ」
は大ウソ。


当時、それを実行するのに問題が一つあったんですよ。それは自宅前の車庫入れ。超狭い縦長の駐車場に2台入ってまして、1台はお隣のクルマ。両家でキーをシェアしてまして、邪魔な場合、双方勝手に出入りさせてたので、どっちが前にあるのかが重要。流石に他人のクルマを無免許運転するワケにゃ行きませんから、それが障壁でもあったワケです。
↑もともと無免許で運転してはイケません

親がどっちも一晩中留守、更にウチの赤いカリーナが前、ちゅう条件が揃うのを心待ちにしておりました。

しかしまぁ、願いは叶うちゅうか、計画し出してから半年くらいでチャンスが巡って来たんですわ。しかもお隣もクルマごと留守と来たモンですわ。もーね、全く躊躇しませんでしたワイ。心配事ちゃぁ、車庫にちゃんと戻せるか、ちゅうことくらい。無免許運転で事故ル恐怖なんざ知りません。無知って恐ろしいねぇ。




して、悪いコトは当然夜の帳が降りてから。深夜になるのを待って、嬉々として出かけましたとさ・・・・・・続く