昨日のウィンブルドンでは
大波乱がありましたね
2週間前の全仏オープンで
2度目の4連覇を果たしたばかりの
ナダルが1回戦負け
ナダルはクレー(土のコート)で
絶大な強さを持っています
今回の4連覇は2度目
つまり、
全仏で8回も優勝しています
4大大会の同一大会で
8回の優勝は初めての快挙でした
ちなみに、
ウィンブルドンでは
サンプラスとフェデラーが
7回優勝しています
今夜のウィンブルドンは
錦織圭が1回戦に登場!
クルム伊達、添田豪、森田あゆみ
の試合もあります
目が離せませんね
さて、
脳の話で、大脳というのは
よくお聞きになることでしょう
実は、中脳や小脳もあります
今回は
「小脳」について簡単に書いてみます
まず、場所ですが
後頭部の下のあたり

Wiki より
この図では、左が前です
後頭部には、大脳の視覚野があります
その下に、
小脳テントという硬膜があり
小脳と隔てられています
それでは、
小脳は何をしているのでしょうか?
平衡感覚(身体の傾き)
姿勢維持
眼球運動の調節
全身の体性感覚情報
(皮膚、関節、筋、腱など)
からの運動調節
運動修正
練習による動作の熟練(自動化)
などなど
例えば、
眼球運動の調節をみてみましょうか
鏡で自分の顔をご覧ください
そして、目をずっと見ながら
顔を左右や上下に向けてみましょう
目を見たままですよ
いかがですか?
いくら顔を動かしても
目玉は動かず
じっと正面を見据えたままですね
これを、
前庭動眼反射
といいます
これは、耳の内耳にある半規管が
頭の回転を感じて
その回転を帳消しするように
計算して眼球を動かしているからです
この精密な自動制御に
小脳も関わっているのです
立っていて
横にグルグル回って、目がまわり
バランスが保てなくなると
「三半規管がおかくなった」
といいますね
単に「半規管」と呼ぶ方が
多いように思いますが、ここで、
「半規」とは、「半円」の意味です

Wiki より
内耳に、文字通り、半円状のループが
互いに直交に3本あります
独立した3方向の加速度を
感知するためです
3つ半規管があるので、
三半規管とも呼ばれるわけです
ここで、頭の回転が感知されて
その情報を小脳などに送って
それを打ち消す計算をして
それに基づいて眼球が動かされる
スゴいと思いませんか
小脳のはたらきはまだまだあります
(続く)
お読みいただきまして、ありがとうございました。
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