ブログをはじめたばかりですので

自己紹介の続きでも。。





私のいた理学部物性学科には

7つくらいの研究室があり

4年生になると

研究室に配属されていました



1学年50名くらいなので

1つの研究室あたり、7、8名ずつ



二十数年前のことなので

記憶があいまい。。(笑)



研究室のほとんどは実験系で

理論系はただ一つ



志望する研究室を申告して

配属先を決めてもらいます



理論系を希望していた私は

運良く、理論系研究室に配属



理論系研究室の武器は、計算機



計算機といっても

電卓ではなく、大型計算機



理論式からプログラムを書いて

計算機に解かせます

コンピュータ・シミュレーション

というやつです



実は、当時、私は計算機が

あまり好きではありませんでした

特に理由はありませんが



所属先の教授に

「私は紙と鉛筆でやっていきたい」

と相談したところ

「これからは計算機の時代

 計算機をやんなさい」

と諭されました



今から振り返ると

紙と鉛筆だけでやっていくのは

相当頭がよくないとダメですし

計算機が使えたことで

いろいろ助かっています



素直に聞いておいてよかった。。



研究室の研究テーマは大きく3つ

1)プラズマ物理

2)固体物理

3)流体力学



所属先の研究室はプラズマがメイン

教授がプラズマの専門家でしたので。。

先輩から研究の流れが脈々と

プラズマというのは

電子と原子核が分離した状態で

核融合、太陽風、太陽フレアなど

を研究していました



固体物理は超伝導の理論のような感じで

陽の当たる分野



上記2つのテーマに比べて

流体力学は、

とても変わった先生が担当され

学生がほとんど付いていませんでした

流体力学では

気体や液体の流れ方を研究します



私は、みんながやっているのは

あまり興味が向かず

流体力学の先生につくことに



その先生は

牛乳瓶の底のような眼鏡をし

いつも髪がはねていて

よくズボンからワイシャツの裾が出ている

それでいて

頭はかなりキレる。。



学者らしい?先生でした

とても変わっている先生として

名が通っており

同じ大学の学生だけでなく、先生でも

話すらしたことない人が

ほとんどではなかったかと



私自身も、いい加減に決めたのではなく

覚悟したつもりでした



しかし



予想通りといいますか

苦難の日々が始まります



(続く)





お読みいただきまして、ありがとうございました。

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