MIX CD street props の解説
とりあえず一通り簡単にすきなパンチラインを混ぜて解説します。
ミックスする前から全曲かなり聴きこんでるので軽くノイローゼ。
というか脳裏にこびりついてます。
まずはNEW ALBUM「BOHEMIAN」を7/22にリリースするマイメン・U-ZIPP君(ENBULL)のシャウトからstreet propsは始まります。street plopps intro。
そして小名浜という名曲がはいった鬼一家コンピ「赤落」が結びつけてくれた鬼君。
山形でのイベントの際、初リンク。二時間ほど語ったけど、考え方が昭和的でシンプルでわかりやすくて共感できた。今回のミックスにもシャウトで全面的に協力いただいてる。MIX CD「鬼殺し」mixed by Masa-Oldfashion期待大。近々仙台に呼びます。
そして仙台HIPHOPでは彼を抜きに語れないGAGLEのハンガー君。
今回ミックスしてもらったKENCHY君の縁でシャウトをいただき、楽曲はENBULLの曲で間接的に参加してます。
上の三人
みんな自分とタメなんだよねw
・イントロから鬼君の衝撃的なフレーズ「殺されるくらいなら殺しちまいな」で知られる"見えない子供見てない大人"。
コンピ「赤落」から。アナログカットもされてます。このタイトルってすごく的を得てるなーって感心してしまいました。
・3曲目は鬼一家のK.E.I君とBLOM君
K.E.I君とBLOM君の声質とフロウが好きでお願いして参加してもらいました。
今回は録りおろしエクスクルーシブなSHITで参加。
マジもん混じりこむ アジト味わう バターに溶けた純粋な馬鹿
こことうせんぼとことん占領 どのつらで聞いたの?
アウトサイダー 俺らの企み進化論 気づいたらもう遅いって その一手 先駆者の小言もういいって
・D-FORCEのKNEST(ネスト)君もノーマークだったけど、けっこう存在感あっていい感じだった。
銃は無い だがある選択肢 DO OR DIE
・ReI君は独特な世界観を築いていてそれはやはりOnly One。
・K.U.J.I君はレぺゼン盛岡
酒と女と車と音楽とガンダムが俺のステータス
クラブでのことをRAPした曲のようだ。古い曲だそう。
・DAZU a.k.a BLACK VEGO a.k.a KUROME
レぺゼン黒べごの里米沢出身のクロメ君は以前から知ってて、仙台→山形→東京と移動、、現在は東京池袋周辺で活動してます。
不満だらけの日常をRAPした曲。
・SNAP君の曲はオリジナルトラックもいい感じだ。
仙台音源GOLDEN ERAの1曲目のソロバージョン。
背伸びしても貧乏なら一緒 ワリーが先行くぜ
・福島PLATINUM CREWからCRASH BOMB STARZ。
XL-BANBU君とJANGO君からなるユニット。苦境を乗り越えてのカムバック。
次回アルバムのリード曲候補の新曲を提供いただきました。
・ENBULL feat. HUNGER / UNDERSTANDINGは説明不要。
仙台シーンの黎明からをRAPした曲。
幾度となく、地方という現実に散った魂
理解可能 理解不能 君はどっちのほう?
・THE GRAND BEAT FOUNDATION / LISTEN 2009 MIX
仙台のベテラン。メンバーDJ HiroSticK君のビートにKENYA君のラップがのったこの曲はT.G.B.Fの初期の曲を録りなおした一曲だそう。
メッセージ性を重視しているグループなのでそこらへんを察してください。
今年はMC ABI君(RED ABI),DJ BASE君も正式加入して面白いことになりそう。
いつもABI君とは必ずどこか意図してないところで会うんだよねw
・EERY (山形)
UMBとか精力的に活動しています。
独特の黒い雰囲気がありますね。やっぱビートで曲の雰囲気が大きく変わります。
・MC HITOTSUKI (山形)
山形八畳間REC. MC小川君とこの若手MC。ビートは米沢のトラックメーカーSlap Sticks君の。
DJ A-1氏の鉄腕舞句にも参加している山形の成長株。かなりの変態らしいですが、それも個性なんでいいと思います。
・KAZとTURUによるユニット YUNG SMASH(8BLOX)。
3年くらい前にある男を仙台にゲストで呼んだ時に連いてきた彼ら。
8 BLOXには個人的に思い入れがありますがそれは抜きにしても関係者の好評価をいただいている曲。RECレベルさえよければ…とちと惜しい気もしますが、それを抜きにしても好きですよ。
曲タイトルの「COMBUSTIBLES」って"可燃性の~"って意味。
真剣さ求めてる新鮮さ 夢見てはまた病んでる だって俺も人間さ
どうでもいい悩みならライターでバーニン
熱源は感性
・ABUNAI3MAIBA(危ない三枚刃)
いきなりイナタイネーミングです。今回MIXしてくれたDJ KENCHY君の参加するSOUP LABOのお仲間。
ラフで煙い感じですね。
・CAMWN(八戸) & ONZ(十和田) / CHANGE
某大統領ではないようです。
青森県は八戸・十和田から。仕事い打ち込んできた男が職を失ってありあまる時間(自由)に不自由を感じる…ってのが本人たちの曲解説だったんだけど、それはすごく共感できたよ。
・UNKLE VICTORY a.k.a DJ HONMA feat. ONZ(十和田) / BREATHE
またまたONZ君登場です。
ちなみに疑問に思って聞いたら、ONZって"次男"のことらしいです。
・UNKLE VICTORY / INST
このインストにDJ A-1氏(大坂)のシャウトが入ります。このシャウトからのDOWN BURST / DOWN BURST
の流れがかっこいい。
DOWN BURSTはラファエロ/センターラインクルーのMGK君とDJ FULLBACKのコンビ。先日は山形でも客をロックしてたね。
・BALLISTIC BAGGY
イベント「SMACK DOWN」や「HOT SOURCE」、
MX CD 「GOLDEN ERA」関係などメンバーが各々個性豊かな動きをみせる集団。
2008年の曲です。
・K-MASSIVE / BACK TO THE RALITY
DOWN BUST~ここまでの流れが中盤戦。
SUNZLUCK / BALLISTIC BAGGYのK-MASSIVEのソロ曲。
この曲のREC前はインフルで寝込んでて、タミフル飲んで回復していく最中に録った曲だそう。共感できるリリックが聞かせるね。
「アイツ変わった…」ってヘイターひがみ二倍
遊びならば簡単さ 痛みもない 変わっていくのは当然さ シリアスなゲーム 前より少しストイックになっただけ
黒い影がちらつくTVのアイドル 着せられてるのにファッションのアイコン
BACK TO THE REALITY よっぽどクリーンさ ストリート BE MYSELF
・ITACHI / 理想か現実
これもstreet propsのために録られた曲です。韻も固いし、HYDENEXのMISZ君のトラックもよくて玄人好みな曲です。
遊びは遊び あの日はあの日 過去にはかっこいい話も ダセー話もあるが罠にも型にもはまらず ワナビー
じゃねーなら打ち上げる花火
・UNTOUCHABLE MIC BAND / BEGINNNG
GLARE CREWからOVELEX + CLASSIC JAMSの集合体。この曲も評判いいね。
親友jansの多人数(5MC)のマイクリレー!
※いつから親友になったかは聞かないでください。
・環ROY / hybrid flow
フリースタイルのRECのタイミングが合わず、「MAD POP」から一曲。
ROY君のフロウにはコメントなどありません…圧巻
※協力してくださったfragment くっしー氏にここに感謝をあらわします。
・SKOOL(山形)
UMB東北大会では毎回上位入賞のogawa君がTATSU8のDJ2人と結成したユニット。
いたってシンプル。
・松本アンダーグラウンド / ケガレナキ青ノソラ
この曲もstreet propsのためにRECされた曲です。
松本アンダーグラウンド所属で「松本アンダーグラウンドやってます。」という松本アンダーグラウンド君。
普段は山にこもったりと隠遁生活をしているようなのでなかなか連絡はつきませんがキャラがいいです。
この曲のリリックもスルメみたいなもんで、じわじわときますw
俺の生まれたこの町じゃロレックスもベンツもキャデラックも金のネックレスも必要ない
着飾っても強がっても季節巡る北国の大地を踏みしめていきていくだけ
俺の生まれたこの町じゃ拳銃も注射針もメイクマネーもファ○クザポリスもいう必要ない
争いも憎しみも何も生み出しはしないとこのケガレナキ青ノ空がそう言っている
・CROSS / AS KNOW AS
BALLISTIC BAGGYのクロス君の声がいいね。実体験の事故からリハビリ、そして復帰を描いたリリック。
見ない間にそんなことがあったなんてしりませんでした。
今後の活躍に期待。
・naco feat. crayonics / Call 022
現在活動休止中の仙台のディーバnacoちゃんのアルバム「勇気をだして、はじめてのナコ」の1曲目のNO MIX VERSION。PRO.は今回street propsにエンジニアとして参加してくれているcrayon君。
アルバムは好調なので是非チェックしてみてください。
・EVONY (山形出身のディーバ)
シストレンレーベルのコンピに参加した曲で参戦。
トラックも歌唱力もやっぱり洗練されていますね。
・KOOL DJ KAZZ feat. JAROtheBLAZERIP
わかっているベテランKOOL DJ KAZZ氏のトラックに乗ったJARO氏のラップ。
初めて聴いたときからこの曲が最後にくるのが想像されました。この曲なら余韻を残して終われると。
ブザマに恥かき 後ろ指さされても痛くない それでも承知で生きてきただけ
ノーリーズン 俺のすべて捧げて常に走り続ける
さすがにJARO氏でなければ、かっこ悪いリリックなんですがね。。。
TARO SOULならぬJARO SOULです…
リスナーのなかには日本語ラップとJ-HIPHOPは違うだとか言う人もいるけどね。
個人的には日本語ラップだろうがJAPANESE HIPHOPだろうがどっちでもいい。結局中身は同じだから。
まあ自分たちなりのHIPHOPをやっていければと。
継続は力なり。
最後に…
日本語ラップの先駆者であり東北HIPHOPの礎を築いたかどうか定かではありませんがIKUZO YOSHIに敬意を表して…
合掌。じゃなかった。
敬礼!
次も行くぞー(IKUZO)!
それでは引き続きよろしくお願いします。
「street props 2」の参加音源も募集開始します。
早ければいいってものでもないし、今回はリリックに制約を設けてるのでよく確認ください。
よろしくどうぞ。