英国人が社長を務める東京都内のデータ分析会社が、競馬で得た配当金を申告せず、東京国税局から約160億円の所得隠しを指摘されていたことが分かった。重加算税を含めた追徴税額は60億円超とされる。国税局が法人税法違反(脱税)容疑で同社を強制調査(査察)した後、社長が海外に出国 したため、告発を見送り、任意調査による課税処分とした模様だ。
【朝日新聞より】
競馬ファンなら誰もが驚き、また垂涎の的となったこの馬券の買い方を、数学には滅法弱い俺の頭で考えてみる。
大まかな情報によると、この外国人グループの買い方は。
(1)馬券種は3連単のみ。
(2)出馬表の中から、かなり高い確率で3着以内には入らないと判断した馬を数頭外すし、残りを全頭ボックス買い。
(3)プログラムが、回収率が100%を越えないと判断したレースは買わない。
(4)馬券購入はPATではなくWINS。
(4)については、多数の目撃者もあり、ある種、異様な集団で、関東方面のWINSでは有名だったとか。
さて、まず(2)の考察だが、3連単を全馬均等額ボックス買いをした場合、16頭立てなら3360通り。
1点100円で買えば、33万6千円必要。
結果、レースが荒れて、3連単の配当が33万6千円以上あれば、プラス回収となる。
昨日の京都1Rの800万円馬券なら、大儲けなのだが、なかなかそうはいかない。
馬券を長く買い続けていけば、必ず控除率の壁にぶち当たる。
JRAがまず最初に差し引く25%の控除だ。
以下に頭数ごとの買い目点数を記してみる。
6頭ボックス 120点
7頭ボックス 210点
8頭ボックス 336点
9頭ボックス 504点
10頭ボックス 720点
11頭ボックス 990点
12頭ボックス 1320点
13頭ボックス 1716点
14頭ボックス 2184点
15頭ボックス 2730点
16頭ボックス 3360点
17頭ボックス 4080点
18頭ボックス 4896点
よくある16頭立てのレースを考えてみたい。
16頭立ての買い目点数は3360通り。
控除率を考えた時、3360×0.25=840
つまり840点は買い目を減らしたい。
3360-840=2520点
2520点は14頭ボックス買いと15頭ボックス買いの間。
つまり、控除率だけを考えた場合、14頭までは減らさなければならない。
もちろん切る馬の頭数は2頭よりも3頭、4頭と上積みできるに越したことはないのだが、そうなれば的中率も低くなる。
次回は頭数を減らすことによる的中率を考察する。
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