ご存知ですか?
皮膚は身体の中で最大の、排泄する臓器

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皮膚の正しいケアをしていただくためには、まず皮膚がどのような構造や働きがあるか
お伝えします

皮膚には表面から
表皮・真皮・皮下組織
3つに分けられます。

表皮
表皮には汗の出る汗腺・皮脂の出る脂腺、毛、などの構造物があり

皮膚の表面から順に、角質層・顆粒層・有棘層・基底層・の4層からなっています。

基底層にはシミの原因となるメラノサイト、角質のもとになるケラチノサイトがあります。

表皮の4層は基底層にあるケラチノサイトという細胞が分裂して
有棘細胞→顆粒細胞→角質細胞→と変化して出来たものなのです。
このように細胞が形と機能を変えながら成熟することを分化といいます。

本来細胞は核をもっているのですが、角質細胞には核がありません。
つまり細胞としては死んだ状態。最終的には垢となって剥がれ落ちます。
この一連の流れを、ターンオーバーといいます。
ターンオーバーが正常に行われることが皮膚を作るうえで大切なポイントです。
分化とターンオーバーが正常に行われるためには亜鉛とビタミンA が重要です。

真皮

表皮の下には真皮があります。
真皮は表皮の数十倍の厚みがあり、肌の本体と言える部分で肌の張りや弾力は主にこの真皮でできています。

真皮には線維芽細胞などの細胞成分と
コラーゲン (膠原繊維)・エラスチン(弾力繊維)・基質(コンドロムタンパク)・などの間質成分があります。ここら辺良く名前聞くよね。

線維芽細胞からコラーゲンやエラスチンが作られコラーゲンは極めて強い繊維で真皮の乾燥重量の70%を占めて皮膚の支持組織としての役目を担っています

弾力繊維は、弾力がありバネのような形状で膠原繊維の間に散在してます。
基質は水分を保持したり、膠原繊維や弾力繊維と結合したりすることで安定させ皮膚の弾力を維持しています。
真皮の水分は、血液やリンパ液から供給されます。
なので、
真皮を健全に保つには十分な栄養を腸から吸収させて血液によって、皮膚まで運ぶのです。

肌というものは、吸収する臓器でなく排泄の臓器です。
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皮膚表面からの外面的美容だけに頼らず内臓からの内面的美容を大切にしましょう