NPコンバーター

こんにちわ。黙水です。

小さい子供をお持ちのお方なら分かっていただけるかと思いますが、子供というのは、親がやって欲しくないことに限ってやってしまうものです。そういうときに、

「扉を開けたらちゃんと閉めなきゃだめでしょ！」
「味噌汁こぼしたらごめんなさいって言わないとだめでしょ！」

など、「だめ」「○○しない」という否定的な文言をつい多用してしまいます。自分自身がこういうことを言われ続けて成長したため、自分自身にもそういう要素がたっぷりあります。

そして、そういうことをいわれ続けた子供は、やがて、自分はだめな人間だと思い込むようになり、自分自身が親になったとき、その子供に同じ事をやはり言うことになってしまうのです。

この、負の連鎖を断ち切りたい！

ということで、できるだけ、子供に対しては肯定的な表現で注意するようにしました。（まだうまく出来ていませんけどね）

「扉を開けたら閉めてくれるとパパはうれしいよ」
「味噌汁こぼしたらごめんなさいっていってくれる子が好きだな」

こういう表現がいいのかどうかは知りませんが、ネガティブな感情を子供の心に植えつけるよりはまだマシかな、と思います。

心の中にネガティブな表現が浮かんだとき、あなたの心の中の「ネガティブ→ポジティブ変換機、すなわちNPコンバーター」を作動させましょう。

NPコンバーターは使えば使うほど精度が上がり、その効果は増大していくはずです。ポイントは、ネガティブな感情が浮かんだとき、感情に身を任せるのではなく、「いま、ネガティブな感情が浮かんだ」と認識してコンバーターのスイッチを押す余裕を持つことです。

ネガティブな言葉を浴びて育った人間が、私で最後になりますように。