12月10日(土曜日)
大阪ミナミのお茶屋さん 「島之内たに川」 さんへ
お邪魔させていただきました。
*ここで言う「お茶屋さん」は茶葉を販売しているところではなく
芸妓さんの派遣などを含む「おもてなし」をしてくれる、お店のことです。
縁というものは不思議で、ありがたいものですね。
堀口初音先生主催 「キモノ*スイーツ」 の 「スイーツ*寄席」に
はじめて参加させていただいてからというもの
数珠つながり状態で、
上方伝統芸能の世界へ、どんどんと惹きこまれていく私ですが
まわり回って、ご縁がつながり
今や 「上方伝統芸能あんない」の出版社 「創元社」編集のSさんと
私の以前からのおともだちKさんとの交流が、生まれているのです。
と、いう訳で
創元社Sさんからのご紹介、おともだちのKさん経由で
私も、「島之内たに川」さんの お茶屋体験をさせていただきました!
では、まずは
おいしいお菓子とお茶をいただきながら
ものごしやわらかな若だんな、 谷川恵(たにがわめぐむ)さんの
お話をおうかがいします。
このお話のなかで、「お茶屋」が間違った形で知られていることが残念、と
おっしゃっておられました。
TVの時代劇で、帯をくるくる解かれて、「あれぇ~」というのは
違うのですよね。
そういったことを、正しくわかりやすくお伝えしたいなぁと
考えているうちに、1週間という日にちが過ぎてしまったのですが、
それが、グッドタイミングでした!
その間に、「たに川」 若だんな 谷川恵さんが、ご自身のブログに
とってもわかりやすいリンクを、貼ってくださいました。
↓
http://blog.goo.ne.jp/koyuridesu2006/e/1da91406dc4cf82454700bdcbff391b1
是非、ご覧になってくださいね。
さて、
お話のあとは、こんな体験です。
嬉しいことに、特別に芸妓さんの着付け風景を
お見せいただけるということになり・・・
お母様と一緒に参加されていたお嬢さんが
(服の上からですが)
本物の芸妓さんの装い体験をすることになりました。
こりゃあ、もう
着付けを学ぶものとしては
お宝映像なわけでございます。
まるで、コマ送りのように写真を撮らせていただきましたが
ここでは、そのなかの一部を掲載させていただきますね。
黒い帯をなさっているのが、「たに川」の女将さんです。
仲居さんとの二人着せで、テキパキと着付けが行われます。
そして、おはしょりも何もかも、「一条」でぐるぐる巻いて包み込みます。
この「一条」の絹の赤がとても美しかったです!
裾ひきの着物の裾には、綿(わた)が入っています。
奥に立っておられるのが
「たに川」若だんなの 谷川恵(たにがわめぐむ)様。
上品で、優しい雰囲気の素敵なかたです。
はい!
芸妓さんの着物も帯も、すべて別誂え。
いわば、オートクチュールです。
本日の装いは、着物と帯がお揃い。
帯の下から、ほんの少し見える「一条」の赤が素敵。
「島之内たに川」 の若だんな様、女将さん
とても丁寧なご説明を、ありがとうございました。
そして、創元社のS様、
いつもお世話になっているK様
堀口初音先生
皆様のご縁あってのことと、こころより感謝しております。
(お茶屋サロン記事、つづきまーす!)
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