おもしろきこともなき世をおもしろく
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身軽が丁度良い


部屋を見渡して居ると、結構要らないものに囲まれて生活して居るのがわかる。

なので最近、捨てている。

環境には悪いけれど、ゴミ袋に物がつまっていき、そのぶんだけ部屋から物が無くなると嬉しくなる。

たまに、何故捨てたのだろうと後悔することもある。

いつ、自分が死ぬかわからない。なので、そのときのことを考えると、自分の死後、物を整理してくれる人にあまり手間取らせないように身軽にしておく方が良いのだろうと思ってしまう。

また近いうちに引っ越ししようと思っているのも身軽が良いと思った理由の一つでもあるけれど。

でもまだ、物がいっぱいあるし、物欲が絶えないので、これから先、改善するところは多々。

まずは自分に打ち勝つことから始めようと思う。



iPhoneからの投稿

いまのわたしにできること

東北や関東、北陸に住む人たちが不安なときを過ごしているなかも、私はいつもと変わらず生活しているのに違和感があって、、、。でも、負の思いより前向きに、出来ることはないか探すことからはじめました。

そしたら、動き出している企業が多数。ひとりでは無力だけれど、集まれば凄い力を発揮するはず。
以下の内容は少なくともいまのわたしが出来ることなので、私の行動範囲内にある企業ばかりで、とても偏りあるけど、共通点あるひともきっと居るはず。ぜひご参考までに。

Tカード
TカードのTポイントで募金が出来るそうです。
http://tsite.jp/donation/index.pl?xpg=PCTC0202&bokin_id=88&scid=p0224dns
ツタヤユーザーはたくさん居ると思うので、是非!
TサイトHP「【緊急募金】東北地方太平洋沖地震【募金期間:2011/03/12~2011/04/30】」より


ソフトバンク
SMS1週間のみ無料を決定。
いまだ安否確認がとれないひと達がたくさんいる。しかし、この無料化、凄い費用がかかるはず。その決断をした孫社長に感謝です。少しでも必要としている人たちへの回線の確保と、ソフトバンクモバイルの負担が多くならないようにSMSの利用は控えようと思います。
http://mb.softbank.jp/scripts/japanese/information/topInfo/detail.jsp?oid=537231407
ソフトバンクモバイルHP「東北地方太平洋沖地震に伴う国内向けSMSの無料化について」

ファミリーマート
緊急支援物資として「菓子」「ゼリー飲料」「カップラーメン」等の加工食品、また「飲料水」の準備が進められているそうです。ストックは限りがあるはずなので、少しでも必要なところに届けられるように、必要最低限の買い物をだけどしようと思います。
http://www.family.co.jp/topics/2011/110312_2.html
ファミリーマート「東北地方太平洋沖地震
被災地に対する緊急支援物資のお届けに関するお知らせ(第1回目)」より

ちいさなことばかりだけど、無駄なことはない。

きっとこういった輪がひろがることが大切なんだと。

ちいさなことからコツコツと。

みんないっしょにやりましょ

わたしたちに出来ることはきっとある。そう信じて。

COLD FISH

今日はスカイビル内にある映画館シネリーブル梅田に行ってきました。

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園子温監督作品(’11)「冷たい熱帯魚」

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この作品は、twitterで水道橋博士が絶賛していたのもあり、気になっていたけれど、同監督作の「愛のむきだし」(08)をどうしても好きになれない自分が居て、プラス、観るのにこちら側のパワーが要るので、なるべくなら避けて通ろうと思っていたけれど、観てきました。

ラストはもうシートに沈み込んでしまって、目から涙がわけもなく流れていました。
そして、映画が終わっても立てませんでした。
このときほど、入替の時間がもう少し長くあって欲しいと思ったことありませんでした。
なんせ、立てなかったのですから、もう少し気持ちを整理する時間がほしかったのです。

帰る途中、ずっと考えていました。自分の気持ちになにがおこったのだろうと。
何が、そんなにこの映画の虜にさせているのか。

そこで行き着いた。

いつも自分の気持ちに蓋をしながら生きている。幼いころからずっと。
おそらく、今このストレス社会に生きる皆がそう感じているだろう。
いい成績とって、いい学校に入って、いい会社に入って、、、、

ずっと親から押し付けられてきた。

きっとその反動もあって、今もまともに会社に就いたこともない。
それは、社会に出た親をみても、心から幸せそうには思えなかったから。。。

いや、違う。根本は自分のことに自信がなかっただろう。
自分の意見や考えに。否定されるのを何よりも恐れた。

人の顔ばかり窺っていつしか、自分の意見というものをもたなくなった。
なので、自分の意見や考えをずっと持っている人に憧れた。もっとあういう風に生きれたらどんなにか楽だろうって。

監督は死んでもいいくらい落ち込んでいる時期に作ったって言っていたけれど、きっと監督もそういった思いを持っていたのかなって思った。きっとあのでんでん演じる<村田>の存在は監督の願望だったのかも知れないとも。私自身、でんでんの狂気振りも目を惹いたけれど、やはり恐れず突き進むあの姿に関心した。ああいう感じだから、人を虜にするのだって。でも、村田は幼いころ父親からDVを受けていた。

「ごめんなさい」

村田のあのシーン、胸に突き刺さった。彼は最初から怪物ではなかったのだ。村田もまた負の連鎖の犠牲者であり、村田も、吹越満演じる<社本>のように自分を押し殺して生きていて、その父親との立場が逆転して凶暴な部分が出てきただけなのだ。なので、社本に言った「お前のような奴は嫌いなんだ」みたいな言葉は村田自身にも言っていたんだろう。この言葉はきっと監督が自分自身に言った言葉なんだろうと思う。

私自身もこの言葉は自分に言われている気がした。
いつか村田の気持ちにシンクロした。そういえば、私自身も不登校のとき、学校行きなさいと父と母から暴力をうけていたっけ。あのときは死んだ方がマシだとも思った。

村田から社本、そして社本の娘へと続く負の連鎖。

どうか、この連鎖を断ち切って強く生きて欲しいと願うばかりだ。
「お前は大丈夫だよな。ひとりで生きていけるよな」

といった社本のあの確認にも涙が出た。
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「冷たい熱帯魚」予告
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