和上住電から35歳で起業した社長のブログ

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和上住電株式会社のプラチナ30で起業した社長がつづります

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今、個人の家での太陽光発電が注目されています。
その理由は、電気代を安くできることや、自然エネルギーを使用した環境の優しい発電であるため、さらに災害などの非常時に非常用電源として利用できるためなど……導入しようと思っている方、もしくは既に導入された方の数だけさまざまにあるでしょう。

とはいえ、太陽光発電を個人宅に導入するためにかかる費用は、決して安いものではありません。約200万円前後はかかります。
システムの導入を考えている方の中には今後、さらに太陽光発電が普及することを見据えて、価格の低下を待っている方もいるでしょう。

では、実際に太陽光発電の価格は、これから下がると言えるのでしょうか?
結論から言えば、「あり得る」と言えます。
必ず「ある」と断言できないのは、未来のことを正確に把握することが不可能だからです。しかし予想をすることはできます。

現在、日本は太陽光発電の技術に関して、世界で戦える位置にあるほど高いレベルにあります。
2009年には、太陽光発電の技術の更なる発展と推進を目的に策定された『PV-2030+』というものもあります。
これには、2050年までの日本における太陽光発電の未来について様々な目標や設定などが示されています。

このように、日本は太陽光発電に力を入れて取り組んでいます。国や自治体による補助金制度もその表れなのです。
物は、普及してより数が増えれば増えるほど価格が安くなっていくものです。
そう考えれば、太陽光発電システムも将来的に価格が安くなっていくだろうということは、想像できます。

だったら今買うよりももう少し待って購入した方が得だとも考えられますが、どうでしょうか?
答えはイエスでもあり、ノーでもあります。
これは、先にも述べた国や自治体による補助金制度や、余剰電力の買い取り制度の存在が関わってくるからなのです。
仮に、これから先、太陽光発電の価格が今より安くなったと想定した時、これらの制度は補助金額や買い取り額を今より少なく設定することが予想されます。
これは太陽光発電の価格が高い時に導入した人達の不利益を生まないようにするためです。つまり太陽光発電の価格の変動に合わせて、補助金や買い取り額も増減し、差額が調整されるというわけです。
これから先、太陽光発電の価格は下がり得をするかもしれませんが、補助金や買い取り額も下がり損をします。つまりイエスであり、ノーでもあり、要するに実質的にそんなに変化はないということです。

思い立ったが吉日、という言葉があります。
太陽光発電を買うタイミングも、自分達の買える時、導入したいと思った時が吉日、ということなのかもしれません。