ねこがさかなをすきになったわけ | プラネタ旅日記

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児童書専門古本店プラネタ(無店舗)の管理人が細々~となにやら呟いております。大半は読書記録。時々頭の悪さと猫馬鹿具合を炸裂させてます。

ひだの かな代
ねこがさかなをすきになったわけ

内容(「BOOK」データベースより)
むかしむかし、ねことさかなはなかのいいともだちでした。くるひもくるひも、うたをうたったりおどったりふたりはたのしくおしろでくらしていましたとさ。そんなあるひねこがびょうきになってしまいました。さあさあ2ひきはどうなるの?第8回新風舎えほんコンテスト大賞。



表紙折り返しに書かれた、

♪げんきをだせよ

の文字。

ちょっと凹んでた私は、それだけで元気が出ました(笑)


魚と言えば猫の好物!(実際には、魚ばかり与えるのは良くないそうですが)

さて、それではどうして猫は魚が好きになったのかな?

読んでみたら、なかなか切なく、且つ優しい思いやりのあるお話でした。


魚が猫のために歌う、

♪げーんきーをだーせーよー


ちょっと涙が出そうです。

でも、その歌と魚のお陰で、猫は健康で、楽しくいられるんですって。

ただ、猫と魚の友情だけじゃなくって、命を頂く(食べる)ことのありがたさみたいなことも、考えさせられます。

牛も豚も野菜も、みんなのお腹の中で、「げんきをだせよ」って歌ってくれてるんだよーって。

素朴なんだけど、とっても素敵なお話でした。