レポ:KIRAFES 2016 ① | *P.S. I Love You

*P.S. I Love You

声優大好き!

絶対の信頼が
自分らしさのはじまり。


Get Together by Kiramune All Stars

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気持的にも自分の生活的にも落ち着き、ライブ後も友達とおしゃべりしていく中でだいぶ気持ちの伝え方が整ってきたので、こんなタイミングではありますが、キラフェスの感想を書こうと思います。タイトルにレポと書いたものの、読み返すとこれはレポではありませんネ。

たぶん私がライブとか見るときってこの瞬間この人がこんな事した、ってことよりも伝えたいのはきっと歌詞とパフォーマンスが重なった瞬間の興奮とか私の主観によるものなんだと思うんです。

いつもこういうレポを書いていて意識しているのはどうやって構成しようかということ。そして大好きな声優雑誌のライターの方々のような流れるような、読みながらあの瞬間を思い出せるような文章にできたら、なぁんて思っています。


だからレポというよりはただの語りです。


毎度のことですが、記憶力1000%の文章です多少間違ってるとこもあると思います。
また、例年通りおそらく円盤にもなると思います。
こちら、ご理解いただいた上で読んで頂けると嬉しいです。



ではではどぞ。



★   ★   ★


さいたまスーパーアリーナでの開催となった今年のキラフェス。
私は幸せなことに2009から参加させて頂いているのですが、本当に「思えば遠くへ来たもんだ」という気持をスーパーアリーナに掲げられたキラフェス2016の垂れ幕を見て思いました。どのキラフェスもすぐにどんなことがあったか、どんなセトリだったか鮮明に覚えているほど、私はキラフェスが大好きです。


以前神谷さんが「今年はそれぞれがソロライブを経て挑む初めてのキラフェス」とおっしゃってましたね。


私自身、各メンバーのソロライブやアニバーサリーライブすべてに参加しているので、今回のフェスのロゴを見て込み上げてくるものがありました。CONNECTのライブから一つひとつのソロライブを経てたどり着いた2016年6月4日5日。このとても長そうで短い時間にはきっと出演者の思い入れもあると思いますし、同じくらい私達ファンも思い出が詰まってるんだと思います。


一年間各々が活動してきたものを持ち寄るイメージが強かったキラフェス。


いつからか定期的にレーベルからの新曲発売があって、ある意味そのいい流れに乗っかった状態でキラフェスがあるように思いました。


でもそこに変化をもたらしたのがCONNECTの活動休止。2014はtribute to CONNECTってサブタイトルを付けたしたくなるくらい、みんなのベクトルが彼らに向いていました。それは感謝の想い、まだ一緒にいたいと言う願い、そして待っているという安心の言葉…そんなものが詰まっていたフェスでした。


2015は大黒柱と呼べる存在がいない中、このホームと言える場所を守りたいという想いが伝わってくるものでした。「今」の自分を精一杯出して、そして今のキラミューンはこうだよ、って見せてくれたようなフェスでした。


そして今年。


今年のキラフェスは私の中で最高のキラフェスでした。


みんなが一つのものを作るためのベクトルが重なり合っている、それを感じることができた気がします。


Get Togetherで一番好きな部分。
「絶対の信頼は自分らしさの始まり。描いた夢も悩みも未来形に変えてゆけるんだ」



この言葉を5時間半にわたるステージで表してくれました。
そして私もファンという形でその一つになれたのなら、こんなに幸せなことはないと思いました。




【神谷浩史】
・贅沢な時間
・HA-RE?GO!
・VIVA LA FESTA!!


OP映像のあと、期待に溢れた会場に登場したのは浩史さん!
これからの幸せいっぱいの時間を届けてくれることを約束してくれるような【贅沢な時間】でした。


「気持ちが伝わり合うことに運命感じる」


歌詞にある通り、この瞬間に絆を感じました。


そしてそこからは楽しい楽曲!【HA-RE?GO!】での「テキトーテキド!」を2万人で言うのって最高に気持ち良いんですね!
黒×金の下にひらひらとなびく白いロングシャツがダンスと共にはためいているのが好きでした。
サンバチューンはみんなで声を揃えながら合いの手を入れるのですが、その声の大きさに嬉しそうに口元が緩むお顔を見れて、こちらが嬉しくなっちゃいました。この楽曲は本当にソロライブを経てパワーアップしたような気がします。みんなが言う通り、曲が成長するって本当ですね。



【岡本信彦】
・Star Fanfare
・Want You


サンバのリズムのあと、金管の音ともに現れたのはのぶくん。キラミューンってメンバーやファンを表すのに星をよく使うのでここで【Star Fanfare】とはなんともうまいと思います。そしてこの後ののぶくんのステージを思うとこの曲のファンファーレは間違いなく華やかな始まりの音色でした。

そして2曲目には【Want You】今年のファンミーティング倉敷でとってもキュートな出演メンバーによるステージを見ていたので、演出に期待していました。今回は花道の角などカメラが設置されていたのでカメラサービスが素晴らしかったです。最後の「I want chu!」を円盤で見れる日を楽しみにしています。



【吉野裕行】
・はじまりのうた
・\わっしょい/


三番目に登場したのはラインが綺麗にでるピンクのスーツを着たよっちん。【はじまりのうた】はよっちんがリリイベで1曲リピートすると永遠に続くように作ってもらったという楽曲。終わらない楽しい時間がここから幕開けだ、と言わんばかりに大きく手を広げてスーパーアリーナを感じているようなそぶりを見て、泣きそうになりました。そしてみんなで大声で幕開けを宣言するかのように「はじめよう!」って叫びました。

感動的な曲のあとは楽しい楽しい「わっしょい!」これをやりたくてきっと作った曲なんですよね。2万人をこれでもか、ってくらいにあおるよっちんが最高でした。



【柿原徹也】
・咲いちゃいな
・レッスンA to B


ヒートアップした会場が緑のサイリウムに染まると美しいピアノの旋律が…。【咲いちゃいな】はイントロを聞いただけで胸をギューっとつかまれるような感覚になっちゃうくらいメロディの美しさに惚れた曲です。2015の本編ラストはカッキーのこの曲でしたね。あの時に合唱した「どこでもいいかな♪」が今度は2万人の合唱になりました。歌詞ではどこでもいいかな、なんて言ってるけど私としては「キラフェスがいいかな」って応えたい気分でした。

そんなしんみりした空気をいい意味でぶち壊してくれた【レッスンA to B】去年のツアーで披露してくれた柿原さん自演の映像が盛大にパワーアップして帰ってきました!!!もう爆笑です。歌の内容なんて入ってくるわけがありません。なんなら視線はもう映像に釘づけで生のカッキーすら見ていないと思います。この映像、テーマの血液型になぞらえてAB型の著名人が次々に出てきます(すべてカッキーが仮装)。マリリン・モンローや諸葛孔明、上杉謙信。そして今回からはセーラー服と機関銃の星泉、本田圭佑選手が加わってましたネ。あ、もちろん大好評の浪川大二郎もいました。彼、AB型だったんですね。

この曲の合間にMCが入るんですけど、そのMCを急にぶった切って曲を再開する、というスタッフ塩対応はユニゾンの流れを感じました。カッキーってストイックな面があるので、こんなにのびやかに楽しんでる姿を見たの、久しぶりだった気がしました。本当に盛り上げてくれましたネ!



【入野自由】
・Jewerly Day
・I am I


幾何学模様スーツを着こなした自由君が歌ってくれたのはBirthday Liveぶりに聞いた【Jewerly Day】大好きな曲だったにも関わらず、去年のツアーで聞けなくてちょっと残念だったのですが、まさかここで出してくるとは思いませんでした。のびやかな声が天井から降り注ぐような感じの声。倉敷でツアーぶりに歌声を聞いたときにその圧巻の声にただ息をのんでいたのですが、会場がこんなに大きくなってもその声の包容力が変わらないなんて…この曲の時はキンブレを振るのも忘れて見つめていたような気がします。

そこから悪戯っぽく笑いながら「愚痴ってあるじゃん!」と【I am I】の由来を話してくれました。私のイメージなんですけど、去年のツアーを経て私の中に強く残ったのは「俺が入野自由だ!」と高らかにメンバー紹介で叫んだ姿でした。声優や役者、そんなレッテルはいらない。自分は入野自由であって、そんな自分を表現できる場がここにある。それを思う存分使いこなしている姿に圧倒されました。



【浪川大輔】
・ELEVATION
・Awakened
・Light Ray


新しいアルバムからズラっと曲を紹介してくれたのは「ライブは祭!」と言ってのけた浪川さん。最高のエンターテイナーです。大好きです。

発売前に1チャンネルで聞いた【ELEVATION】は当初音にノるのが難しかったのですが、倉敷を経て、CDを聞き混んでいくうちに最高に楽しい曲に自分の中でも成長したような気がします。すべてを出し尽くしたと語った夢の舞台、野音。あそこでまさかの全曲披露をした浪川さん。参加した私たちも文字通りすべてを絞りつくして出し切ったライブでした。そんな舞台を経てさらに高みを目指したものを詰め込んでくれたアルバム。私はこのアルバムは精力的にライブをし続けてきた浪川さんだからこそ作れたものなんだと思っています。コーラスやドラムに自分のおなじみのバンドメンバーがいたり、そんな信頼している彼らに楽曲提供をしてもらったり。

なにがすごいってこのセトリ。上を目指すことを宣言する【ELEVATION】そして1915日を経て次なる目覚めを意味する【Awakened】そしてbreak through the cloudy sky という歌詞にある通り、新しい何かを感じさせてくれる【Light Ray】。私の中では完璧すぎるセトリでした。



【Trignal】
・ESCOLTA
・PANORAMA SODA


メンバーのラストを飾ったのは元気いっぱいTrignal。すっかり夏の定番ナンバーや発売したばかりのアルバムのダンスチューンでくるのかと思いきや、予想外の【ESCOLTA】でした。この曲は大好きな子のためにエスコートしようと奮闘する姿やその気持を描いてくれたもの。チャーミングな歌詞に胸がときめきます。だってこの日ここに集まったみんなはそんな彼らに会いに来たんだもの。

2曲目は新曲。シュワシュワでポップなメロディが夏を感じさせてくれます。いつか三○矢サイダーのCMとかに使われそうな感じですね。Trignalは3人いるので、他の出演者以上に所せましとステージを駆け回ってくれるので、距離感がとっても近いですね。それがすっごく楽しくて、うっかり目が合っちゃったりすると嬉しくなります。これを書いている今、夏のライブが控えているのでパシ横でのパフォーマンスも楽しみです。



…と!キリがいいのでいったん今日はここまで。
書き始めると色々思いが溢れちゃって長くなっちゃいますね。

今週末DGS EXPOもありますし、物販待機中の暇つぶしにでもなれば幸いです。


ではではまた明日もおつきあいくださいませ!