ヤマトシロアリとご対面しました。

ルーペでみると、兵アリは頭も茶色で強面です。

その他大勢の皆さんは虎模様の柄もなかなか素敵。。

食べてる木材の色が体色に浮き出ているそうな。


2年に一度、定期的に床下に潜って頂いて、
シロアリチェックをしています。

潜って頂くのは、シロアリにも生き物としての役割と必要性があってこそ!と
愛情たっぷりのシロアリの先生です。

強面の兵アリですが、どうやら、冷や飯食いの傭兵みたいなもので、
その他大勢の職アリの皆さんから食べさせてもらっている用心棒だそう。

アリだなんていうけれど、イエヒメアリとは違って、身体はプロテクトされてない
外骨格だし、空気に触れたり、巣を壊されたりしただけで、大打撃。。



サンプルをバキッと取り出してもらったので、この子達は観察することにしませう~

うまくいけば、職蟻が女王に変態するかもしれないって。

シロアリを生かし続けるためには、外気を遮断して、狭い空間にいれる。
たまに、安全な名刺のようなセルロースに水を含ませて、置いておくといいそうです。

ティッシュペーパーはダメだって。防腐剤が添加されてるから。

こうして、忘れないように書き留めている間にも、職蟻の皆さんは大パニックですね。

竜巻に巻き込まれたくらいの衝撃を感じているに違いありません。

食害のあったのは、前から要注意ポイントだった、腐食しているお風呂の入り口の小さい木材で

おそらく、もともと、ここの真下に

住んでいた皆さんらしい。ほんの少しです。

それで。。。結局、薬剤処理はしないで、そのまま終了にしてもらいました。

このあと、ワタシの快適半身浴ライフのために、お風呂もリフォームするので

そのまま撤去してもらえば、あっけなく皆さんはお亡くなりになるご予定です。

床下の土を少しホジホジしてかきまぜて、塩水か石鹸水でも撒きますので

土中の皆様も同じ運命かと思われます。それまで、生きているかな?



リフォームといっても、在来工法のタイル張りの上からユニットを入れてしまうと

万が一の食害の際。コンクリ部分に貼られたタイルが浮いたりしていた場合、

タイルとコンクリの隙間を上へあがって、木材部分に到達すると困るかな?

処置ができないので、ユニットをいれるなら、既存部分は撤去する。

そうでない場合は、在来工法で行うといたしましょう。

それで、よろしでしょうか?先生!



画像はご希望がございましたら、アップしますね。。

キュートな柄ですよ。ウチの子らは~~
いわゆる一般職ですけどね。。いつか女王にもなれるのね。ヤマトシロアリは下等だから。
な~~んて、フレキシブルな生き物!

シロアリ発見してワクワクして楽しい本日でした!