芭蕉さんに釣られてギャグ漫画日和を読破してしまったよ。。トホ。。
全巻、家にあるんですもん。。
さらにあえていうと、目覚ましアラームにギャグマンガ日和のテーマ曲が設定されていたりする。。
唄えちゃったりもする。。。


でもですね、ギャグとしてワタシの中ではコージ苑の記憶が強くて、
ギャグ漫画日和の芭蕉さんにはコージ苑の江戸っ子とヤスが蘇ってくるな。。

えんぴつで奥の細道を書きつつ、そのギャップに苦しみながらギャグ漫画日和を読むなんて
精神の破壊行為に近いあぶない遊びに思えてきた。

奥の細道時代、ギャグって、どんな感じだったんだろうな?


ストイックに歩いていくことで精神が研ぎすまされて、感性と知性の凝縮した旅日記になった。
生きて帰れないかもしれない・・というギリギリの未知の道行きだ。

ギャグ漫画の芭蕉さんには別の意味でもギリギリ感があって、なんだか痛いものがある。
若い曽良くんが芭蕉さんを虐める姿って、今の時代だな・・って、思ったりする。
そんな痛さを共有することで癒されるのかな?

本来の芭蕉の清貧を基とする価値観とギャグの中の芭蕉さんはまさしく対立している。
ギャグの中では欲深くブラックだし、裏目にしか出ない。
おりこうな曽良くんの突っ込みが冷静で妙に悲しい。
ギャグの中では芭蕉さんと曽良くんが対立しているのです。
対立しているのに結末は芭蕉さんのためになるという大義名分をもっている。
そんなギャグ漫画の中の曽良くん、興味深いものがあるんです。


増田 こうすけ
ギャグマンガ日和―増田こうすけ劇場 (巻の4)


相原 コージ
コージ苑
相原 コージ
漫歌アイハラ派
相原 コージ, 竹熊 健太郎
サルまん 21世紀愛蔵版 上巻
相原 コージ, 竹熊 健太郎
サルまん 21世紀愛蔵版 下巻
ギャグ漫画を読んで疲れるようになったら、ワタクシもおしまいだ!
真面目に奥の細道を歩く芭蕉のほうが理解できるような気がするこの頃。。
無駄に年は重ねて無い証拠だと思い直す!!