見積もりをみて、35万なんて、ウッソォ~と心から思ったので

勉強することにしました。


まずは、世の中の業者さんとは??からリサーチしてみました。

床下から虫が沢山。。というフレーズだけで

念のために薬剤を撒いといた方が良い。。。。。という台詞です。


現地調査をお願いするにしても、二の足を踏みます。

だって、この頃から自分では化学物質に弱い人間だと薄々気がついていたから。


それで、ネットでさらに検索してみて、駆除業者ではない
虫オタク?とも思えるほどの習性を熟知したサイトをみつけたのです。

このサイト。。当時は唯一のもので、情報量は半端ではありませんでした。

しかも、カマドウマがトップページで遊んでいるというのもツボでした。

我が家でもカマドウマの飼育中で

あまり見向きもされない床下の昆虫の世界といいうのも新鮮だったのです。


サイトの運営者である、シロアリ研究者に連絡してみたところ
関東まで出張してくださるということになり
せっかくの機会なので
公開床下調査という形にして、参加者を他3名募集しました。

当時、私が関わっていた某生協系の建築担当にも
来てもらって、勉強会としました。

これで、調査費は実費のみで出張してもらっても
今後の対策も含めてのレクチャーを考えれば、料金はたいした負担になりません。

3軒の床下をそれぞれのぞきながら、床下の環境は家それぞれだということを実感。

立地条件そのものにも、シロアリのお好みがありそうだということも

なんとなくわかりました。ここらあたりは、現場での経験の蓄積のようです。


「いない」と判断するよりも、「シロアリがいる」と判断するほうが
業者は多分楽に違いない。。と改めて認識しました。

さて、3軒をA,B,C,としましょう。

 Aさんのお宅は?
築25年の木造住宅にはすでに過去に食害されたことが
あり、その際に一度駆除しています。その後の活性を見て欲しいということでしたので
和室の畳を上げて床下を見ました。

畳が上がると簡単に床下に潜ることが出来、もしも、被害が出ても、対応も説明も
具体的だということがわかりました。

侵入のきっかけになった箇所とそれに続く床にたいして、木材の取り替えと
対応を指示してもらいました。同席した建築部門の担当者が直接指示を受けてくれて
話は早く進みます。

2年に一度くらいの割合で検査したほうがいいかな?という家の構造です。

時々、侵入経路にあたる厄介な作りに近い木材を叩いてみるという宿題が出されました。

続く~~