変わりゆく街をささえる金沢21世紀美術館へ行きました。
マシューバーニー楽しみ!/金沢21世紀美術館へ出かける前のつぶやき
ビョークを母にした男!
どんな奴だ?。。という部分もありますが、
しかしながら、映画の中で二人は婚礼の儀式を執り行っているわけで
フィクションの中にすでに、事実が紛れ込んでいるのでした。
地元の友人で見た人はまだいなくて、「グロかった?」と聞かれたけど
そういう感じはしなかった。
これまでの、マシューバーニーの作風からみたら、
かなり押さえているという気がするほど。
もののけ。。もののあわれ。。。
日本に住んでいても、そんなスピルチュアルな感性は失われているというのに
このあたりの表現には、感動してしまった。
毛皮をアレンジした白無垢を着たビョークは美しい。
さぞかし、重くて、暑くて、苦しくて大変な撮影だっただろうな。
ビョークが登場したとたんに、映像が映画になったのもすごいこと。
茶室でのシーン、
伊福部チックな音も作ったビョーク。
いろんな要素を日本のなかから抽出して出来上がった作品だと思う。
美術館の作品展を見る前に映画を見た方がいいかもしれないな。
2時間30分の上映時間。
刺激的な映像のため、心臓の弱い人と
15歳以下のおこちゃまは見ることが出来ない。
一度目は、途中で退席するはめになってしまい、結果的に2回観ました。
作品展を観ているほとんどの方は、予備知識もイヤホンガイドももたないために
「わからん~」という、つぶやきがあちこちで聞こえた。
作品の前にもなんの説明も書いてない。。
それはそれで、いいんだけど、
老若男女がやってくる地方の美術館です。
イヤホンガイドの語りは金沢弁を模した関西弁のようで
違和感だったよぉ~~。
コドモ向けなのかと思ったら、料金設定だけが違っていて
内容は同じだった。。
展示も映画も自分的には面白かった。
現代アートがこの街の様々な年代の人たちの前で
もっと解放されるためには、もう一息!
などと書いていて、こういうものが!!
なんだ~~~!あと、一日早くスタートしてくれれば~~
アーティスト トーク上映もスタート!!
これから、金沢へ行かれる方はラッキーです。
建物も常設展示の作品も素敵だった。。
街を明るく照らす存在です。