香害~ペット編 | ぴよぴよ ぴィ~ぴィ~ おひなの喋り場

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食物アレルギー、化学物質過敏症、喘息、バセドウ病、自律神経失調症、その他にまだある持病については、アメンバー限定記事にメモ代わりに書いてます(* ̄Oノ ̄*)

 

もっとちゃんとペット

 

2018.03.14 

 

ペットにとって柔軟剤の香りが危険って本当?

 

お洗濯あがりの洋服から

柔軟剤の良い香りがすると癒やされますね。

でもその柔軟剤が

ペットの体に悪影響を与えてしまうことがあるようです。

なぜ柔軟剤の香りは

ペットにとって危険だと言われているのでしょうか?

 

柔軟剤の香りが危ないって本当? 

注意したいのは香料

 

良い香りが好きで柔軟剤を使用している人は少なくありません。 またペット臭が気になる為

柔軟剤でニオイ対策をしているペットオーナーもいることでしょう。 しかし最近、柔軟剤が原因で

肝機能障害を起こしたペットの話題をきっかけに

ペットオーナーの間で柔軟剤の使用を

見直す動きがあるようです。

 

犬や猫は嗅覚が鋭いために

柔軟剤の香りで体調不良になってしまうのでしょうか?

 

実は原因になっているのは、香りそのものではなく香料です。

 

柔軟剤の成分表記を見ると

ほとんどの場合香料が使用されているでしょう。

その香料の成分が体内に取り込まれると

ペットは中毒症状を起こしてしまうのです。

 

香料の多くは、化学的に生まれた合成香料と

植物より抽出した製油などの

天然香料を調合して作られた化学物質です。

その為、体調不良や中毒の原因になっている成分を

特定することは難しいといわれています。

 

柔軟剤だけじゃない! 

 

危険が潜んでいる消臭剤や芳香剤

 

注意が必要なのは柔軟剤だけではありません。

 

例えばお部屋の消臭剤や芳香剤には

柔軟剤と同様にペットにとって

害となる香料や化学物質が使用されている事があります。

 

なかでも注意したいのはスプレータイプの消臭剤です。

 

臭いが気になるお部屋や布物などを

簡単に消臭できるので便利ですが

その手軽さからつい何度も

スプレーしてしまうことはありませんか?

 

特に日頃からペット臭を消す為

スプレータイプの消臭剤を頻繁に使用している場合は

使い方を見直す必要があるかもしれません。

 

猫は香料で中毒を起こしやすいって本当?

 

 その理由とは

 

近年は「香害」が社会問題になるほど

柔軟剤や香水などが原因で

体調不良を訴える人が増えています。

 

それは動物にとっても例外ではなく

来院したペットの体調不良の原因が香料だった

というケースは珍しくありません。

 

特に猫のペットオーナーは

猫が他の動物に比べて

香料による中毒を起こしやすいことを

知っておく必要があります。

 

猫が精油やアロマオイルによる中毒を

起こしやすい話は有名ですが

それらが多数配合されている香料も

同じように注意が必要という訳です。

 

猫が中毒を起こしやすい原因は

肝臓の代謝機能が

人間や犬などと異なっていることに理由があります。

 

肝臓は、体内に入ってきた化学物質や

植物毒の解毒を行う臓器として知られています。

 

解毒を助ける重要な酵素の一つに

「グルクロン酸転移酵素」の働きが関係しているのですが

猫の肝臓はこの酵素を作ることが出来ません。

 

その為、この酵素でなければ分解できない毒素が

体内に蓄積すると、中毒を起こしてしまうのです。

 

猫は雑食性である人間や犬のように

植物毒を分解する必要が無かった為

肉食に合った代謝機能だけが残ったと考えられています。

 

因みに完全肉食動物であるフェレットも

グルクロン酸転移酵素の働きが弱く

中毒になりやすい事が分かっています。

フェレットのペットオーナーも

香料の使用には注意が必要ですね。

 

異変にすぐ気づこう! 

中毒を起こしたときの症状とは

 

中毒症状の表れ方は

ペットの年齢や体格、生活環境によっても様々です。

 

直ぐに何らかの異変が表れる事もあれば

何年もかけて肝臓に毒素が蓄積された結果

肝不全を起こすケースもあります。

 

軽い中毒症状を起こしている場合には

食欲の減退や普段より元気が無い

といった変化に気づくでしょう。

 

中毒が重くなるにつれ

皮膚のかぶれやかゆみ、嘔吐やよだれ

また手足のけいれんが症状として表れることがあります。

 

最悪の場合には

意識を失って死亡した例も報告されていますので

ペットの異変に気づいた時には早めに動物病院を受診しましょう。

 

ペット用品のお手入れは

香料の含まれていない製品で!

 

香料がペットに与える危険性を考えると

香料が含まれた製品については

使用を控えたほうが安心かもしれません。

 

ですがペットの寝床や気に入って使用している毛布

またトイレのニオイなどはどうしても気になってしまうもの。

 

安全な消臭剤をどのように選んだらよいか分からない

という場合には動物病院に相談してみましょう。

 

動物病院は様々な動物が出入りする場所ですから

一般家庭以上に消臭や殺菌に気を遣っています。

 

病院によってはお薦めの消臭剤を教えてくれたり

また病院で使用している消臭グッズを

販売していたりする事もあるようです。

 

柔軟剤や消臭剤は身近な日用品なので

その危険性を知って驚いた方もいるかもしれませんね。

 

思いがけない事が

体の小さいペットにとって

命取りになってしまう場合があります。

 

生活環境の中で

少しでもペットの健康を脅かす点に気づいたなら

ペットオーナーは積極的に

環境を整えていくよう心がけたいですね。

 

「もっと ちゃんと ペット」編集部

 

「もっと ちゃんと ペット」の編集部。

ペットオーナーが

より長くペットと一緒にいられるような

役立つ情報を探して奔走中。

 

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Simplog

ぼくらは においにびんかんなの。

ぼくのおかあやんは びょうきがあるから

においのするものつかってないけど

みんなのおうちは においするでしょ?

こうりょうっていうの はいっててるやつ

いいにおいって おもってるのは おうちのひとだけで

がまんしてるこ いっぱいいるとおもうの。

まもってあげて おねがいね。

 

 

 

動物は苦しくても口がきけません。

どうか、必要以上に香りの強い製品は

使わないであげて下さい。

日々、吸い込むのが少量だとしても

月日が重なれば体に負担はかかります。

体に付着した化学物質を

グルーミングで舐め取ってしまう事だってあり得ます。

マイクロカプセルの香料なんて最悪です。

カプセルが体内に入ったらどうなるのか

考えた事はありますか?

香りの持続時間が長いという製品もありますが

それは香料がずっとへばりついているという事です。

何回洗ってもニオイは取れないのに

触れた物にはニオイが移るという…

そんな製品、正常だと思いますか?

人が思ってるよりもずっとずっと身体に悪影響がある筈です。

守ってあげられるのはお世話をしている飼主だけです。

この記事を読んで

良かれと思ってやっている事や

知らずにしていた事が

可愛い家族の命を脅かす

と、知った今の時点で

自宅にある香料入り製品の見直ししてみませんか?

それはペットだけでなく自分達、

人の健康への良い影響にも繋がります。

きっと。

いえ、必ず。

╰(*´︶`*)╯♡