術後3週間、やっとオンコロジストFに会いました。 病院のサイトで

写真が出ていたので顔はなんとなく知っていたけど、

とても感じのよいドクターでした。


これまた乳腺外科医Sの紹介で同じくイタリア人の

ドクターだったのだけど、診療途中に夫ともイタリア語での

会話になったり、日本の話が出たり(彼女は

東京に滞在したことがあるらしい)、これから治療の話だというのに

結構、楽しい会話?も盛り込んでの診療となりました。


楽しくなかった会話は、やっぱり、今後の治療の話。

もちろん、自分でいろいろ調べてたので、抗がん剤と

言われるのは予想はついてたけど


AC+タキソール その後、タモキシフェンとフルコースを勧められました。


ACにタキソールっていえば、きつい抗がん剤って言われてるので

はーーーーーーーってかんじだったけど、とりあえず

彼女の説明によると、


わたしの今回の局所再発は、リンパ節に2つ飛んでいたので、

無治療だと25%の確率で遠隔転移がおきる可能性あり。

これを抗がん剤で12%に下がり、タモキシフェンでさらに6%

まで下がるというようにわかりやすく説明してくれました。


たしかに、25%が6%までに下がるのは大きい。

ちなみに、このMキャンサーセンターでは、ACとタキソールって組み合わせが

多く使われるのは噂で聞いていたので、まあ予想通りではあったけど。


そして、今週末にドクターOに会って、卵子保存なんかの

話をするけど、これについてどう思う?と聞いたら、

可能性があるならやりなさい!って言ってくれました。


でも、わたし、ERもPgRもポジティヴなんだけど。。。。

って言ったけど、その後、治療するしってことで。


そして、ドクターOのことをご存知で、彼女の患者にも

すでに卵子保存したり妊娠した人がいるとのこと。

なんとなく、少しでも希望がわいてくる話ではありました。


他、いろいろ不安な点やいろいろ調べてたほかの薬などを

質問してみたけど、不思議なことに彼女と話をしてると、抗がん剤は

絶対拒否!!と思っていたわたしが、納得させられる状況に。


ドクターSのときもそうだったのねー。たまたまこの2人は

わたしを納得させる技?を持ってるのか、イタリア人だからか、

なんなのか。。。。彼らに共通するのが、大丈夫、たいしたことない!

って思わせてくれちゃうこと。。。。でも、ACにタキソールって

いちばんきつい抗がん剤って聞いてるんですけどー。。。(ノ_・。)


これが、アメリカ人のドクターだったら、アメリカ人は

すぐ強い薬を使いたがるから、、、とか、うがった目で

見ちゃうけど、あまりアグレッシブな治療はしたくないと

思ってる私自身も、ヨーロッパの事情も知ってるドクター

だから、その彼らが言うなら、、、、ってなってしまってる

気もしなくはないです。


でも、はじめるのは、9月の上旬にイタリアに

行くのでそれから帰ってから(ちなみに、

ドクターFもこの時期イタリアに行くとのこと。)と

なりました。