マギーや上地雄輔が出演している「この差って何ですか?」っていうテレビ番組で
「野球場の売り上げトップの売り子と新人の売り子ではどのくらい差があるのか?」
という面白い企画があったので紹介したいと思います。
売り上げトップの売り子と新人の売り子さんの方法を比較していきますね。
■キャップのかぶり方
・キャップを顔がよく見えるようにキャップを上に向ける感じでかぶる
試合が始まると販売エリアが限定されるので、
試合が始まる前にスタジアムを一周して常連さんを訪ねて
販売している様ですね。
そして、常連さんが来る日と座る場所を聞いて必ずメモを取る、ということです。
この日、試合前に10分間で販売したビールの数は10杯ということです。
すごいですね!
■家族用のボックス席での販売テクニック
新人の売り子さんの場合には、家族用のボックス席に行ったらすぐに売り込みます。
しかし、売り上げトップの売り子さんは、
家族用のボックス席に行ったらすぐには売りません。
試合がまだ始まって間もないので、家族はバタバタしているので
今売込みしても売れないと判断。
つまり、試合が始まって間もないころはビールどころじゃないっとことの様ですね。
落ち着くまでは声をかけません。
でも、他の売り子に客を取られないように、家族客のそばをうろうろして
声を掛けられるのを待つというスタンス。
そして、5分後、団体客が落ち着いたところを見計らってそばにいた時に
「ビールくださーい」って声を掛けられて、なんとこのお客さんからは
18杯売れてました(笑)
売り上げは、ビール18杯で約1万2000円ということです。
■注文が入ってビールを注いでいる時のテクニックetc
ビールを注いでいるうちに上を見て、他のお客さんがいたら「ハイ!」とうなずいて
次のお客さんは他の売り子が来ても待っていてくれる様です。
また、他の売り子は上の段は疲れるので行きたがらないので、
上段は売れるゾーンなので行くとのことです。
■試合の終盤の時間の使い方
新人の売り子の場合は、今がチャンスとビールを売り込みます。
しかし、売り上げトップの売り子さんは、
試合の終盤はビールを売ろうとせず、お客さんといっしょに盛り上がります。
一緒になって座って試合を見ていて、
盛り上がっている時をお客さんと共有することで、
顔を覚えてもらえるというメリットがあるようですね。
■まとめ
・団体客にはすぐに声を掛けず、落ち着くまで待つ
・ビールを注ぎながら次のお客さんを見つけ、
他の売り子が行かない上段まで売りに行く
・盛り上がっている時はビールを売るより絆を深める
気になる売上結果は、
新人 : 110杯 77,000円
売上トップ : 215杯 150,500円
すごい!
倍近くも差がついてますね!!
どの世界でもしっかり戦略をもって取り組めば
きっと結果は変わってくると思うので、
ぜひ活用していきたいですね。
今度野球観戦に行ったら、ぜひ売り子さんに注目してみてください。
ではまた。