都営大江戸線は、駅員さんの手を借りずに一人でキャスター上げをせず、安全に乗車降車が出来る唯一の電車です。

僕の障害は頚椎損傷C6完全で、右は障害レベルが重く、自走車椅子で1人で外出出来るギリギリのレベルだと自負しています。

僕のレベルでも電動車椅子や簡易電動車椅子を使って移動している方が多いですが、僕は自分のプライドで手動車椅子を使って移動すると決めています。

普段の車椅子移動で人の手を借りるのは、電車乗車降車時だけです。

この問題点は車椅子生活になってからずっと抱えていた問題でしたが、唯一、駅員さんの手を借りずに電車の乗車降車が出来るのが大江戸線です。

大江戸線はチェアウォーカーになった13年前から変わらず、ホームと車両の間隔が狭く、高さも乗れる範囲です。

{75637DC5-168F-4289-88BB-D6F134AD01AB:01}

何故、13年前にこのような素晴らしい電車が出来ていたのに、それ以降継続がされないのでしょう?

都営大江戸線の場合、車両もホームの高さが一新され、何処の駅に停車しても、ホームとの幅も、高さもほぼ同じです。

最近は色々な電車の乗り入れがあり、鉄道会社によって扉の位置が違うことや、コーナーにホームがあることで直線の車両は曲線のホームではホームと車両の間隔が広くなければぶつかってしまい、ホームと車両の距離が出来てしまっています。
新型車両になって、ホームと車両の高さが出てしまうとこもあります。

点字ブロックも、大江戸線の点字ブロックはガタガタ身体に優しくて、これで問題ないのであれば統一して欲しいです。


あと約4年で東京オリンピックパラリンピックが開催されます。

大江戸線のように1人で移動出来る電車がどれだけ増えてくれるかにも期待しています。
僕が出来ることは協力していきたいと思っています。