今日は東京モーターショー会場内国際会議場にて、

福祉車両シンポジウムにパネリストとして出演させて頂きました。


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手動運転補助装置のついた福祉車両を運転する立場から、

チェアウォーカー(車椅子ユーザー)からの目線でお話しさせて頂きました。


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まず、車によって車高が違うことによって車椅子から車、

車から車椅子への乗り移りの難易度が違います。

このことを改善する方法として車高調整ともう1つ、

シートの高さを変えると言う方法があります。


車高調整、例えばエアサスという方法ですと高額になり過ぎてしまいますが、

シートの高さと言うとエアサスの半額+工賃も半額以下で済みます。

現在、安全保安基準が改正され、今まで使用できていたシートも車検が通らなくなってしまっています。


そういったシートの他に

今まで存在する手動運転補助装置も改善の予知があるように感じています。



僕は手動運転補助装置はアメリカ製を運転した経験、

日本製を運転した経験で更に良いものが作れるとはずだと思っています。


アメリカ製は操作の部分で障害者が運転しやすい動きをしていますが、細かい技術に掛けています。

対して日本製は技術は優れていますが、操作で言えばアメリカ製にはまだいききれていません。

しかしこの良い部分を組み合わせ、良い手動運転補助装置が作れるはずです。


このイメージは僕の頭には出来ており、これは皆さんに喜んで頂ける自信があります!



もう1つは車メーカーに対する希望です。

外注でも作れる手動運転補助装置よりも、

外注には作ることの出来ない

車を作るということをしてほしいです。


例えば1人で車で出かける方の場合、

そして車椅子から車のシートへ乗り移り、

車椅子の積み込みをします。


そう言った動作のしやすい車や、

究極なことを言えば、日常生活で使用している車椅子ごと

運転出来る車を作っていただきたいです。


こう言った車がアメリカには存在し、日本に輸入して乗っている方もいます。

個人レベルでは不可能な部分を車メーカーに進めて頂きたいです。


当然、ニーズの問題もあり、難しいのは分かります・・・。

しかし、このことはメーカーにしか出来ないことなのです。

いつかそのような車が出てきて、迷わず選択でいる日が来て欲しいです!


これはチェアウォーカーだからこの車に乗らなければいけないわけではありません!

最初の一歩として何が必要で何が不必要かを見極められる車であればいいのにと思います。

次に買う時に自分が注意して買わなければいけない部分に気付けるはずです。

もしくはそういった見極めの出来る何かがあってほしいですね。


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シンポジウムと言う事で僕が言いたいこと全てを伝えることは出来ませんでしたが、

ほんの少しでも伝えられていたら嬉しいです!


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福祉車両シンポジウムへお越し頂きました満員の皆さん、

出演者の皆さん、お手伝いをしてくださった関係者の皆さん、本当にありがとうございました。


■ 頂いたコメントのお返事

あつきさんへ。

はじめまして。コメントありがとうございます。

ブログ拝見させて頂きました。僕もパワーストーンのブレスレットつけてますよ。

生島さんのマネージャーさんがどなたか分かりませんでした。。。

これから宜しくお願いいたします。


たまさんへ。

イベコン休憩中にお越し頂きありがとうございました。

歌っていたときだと最初のほうですね。

ゆっくり見ていってくれれば良かったのに。

また是非お越しください。


みのやまさんへ。

お越し頂きありがとうございました。

僕のイメージを形に出来るよう色々活動の場を広げて行きたいです。


ぱうぴぽさんへ。

シンポジウムにお越し頂きありがとうございました。

本のご感想お待ちしております。

モーターショー会場の車をもっと見たいですね。。。


和泉柊香さんへ。

そうでしたか。残念。

残り5日間のモーターショー頑張ってくださいね。


jinさんへ。

良かったとおっしゃって頂けて嬉しいです。

いろいろな問題はありますが、何か道をみつけていきたいです。

ハンディキャップドライバーフェスティバルにも是非ともお越しください。

お待ちしております。


玲さんへ。

お越し頂きありがとうございました。

興味を持って頂けて嬉しいです。

皆さんが笑顔になれるよう僕もがんばります。


saekoさんへ。

はじめまして。コメントありがとうございます。

シンポジウムへお越し頂きありがとうございます。

いろいろお話出来れば良かったですが、これからどんどん伝えていきたいです。

モーターショーにも福祉車両が展示されていましたね。

事故の対策も万全にしていけるよう、伝えていきたいです。


いこう斎さんへ。

チェアウォーカーになって気付いたことを伝えていきたいです。

広げていきたいです。


慶さんへ。

お越し頂きありがとうございました。

いろいろな可能性のある分野ですので、伝えていきたいです。

またお越しください。見掛けたら声をかけてくださいね。


まきさんへ。

僕がもし健常者だったら気付いていないことです。

このことを皆さんに伝える義務があると思っています。


ハルさんへ。

こんばんは。

熊本からお越し頂きありがとうございます。覚えていますとも!

いまはどのような問題点でお悩みでしょうか?僕が分かる範囲で宜しければお答えさせて頂きます。

是非チャレンジしてみてください!