10/13 日本人選手を求めて魅惑のポーランド2部リーグを観戦してきました
昨日、ポーランドのヴィドゴシチュという町に来たぼく。
地球の歩き方にも載っていないこの田舎町に来た最大の目的は、ポーランド2部リーグ「Zawisza Bydgoszcz vs GKS Bogdanka」を観戦するため。
この日、
アウェイチームのGKS Bogdankaに所属する元栃木SCの入江利和選手を見に来ちゃったのです!!!
※水泳の入江選手ではありませんw
せっかく欧州に来るのだから見るのは日本代表戦だけではもったいない。
そこで今回は、ロンドン五輪の時に断念した欧州でプレーしている日本人選手を観戦しに来ました☆
入江選手といえば、栃木がJの舞台での初得点を決めた選手。
J2初年度開幕から無得点が続いていたチームを救ったのがこの入江選手でした。
現在、ポーランドでプレーしている選手は1部リーグでは元浦和の赤星選手。
しかし、International match day期間のためほとんどの欧州1部リーグはお休み。
では2部リーグは・・・と思い、以前ラトビアでプレーしていた入江選手がGKS Bogdankaに所属していることを確認。
日本人、しかも栃木の選手が欧州でプレーしている!
これは見に行くしかない!!
という思いでここまでやってきました。
しかし、空港で入江選手のブログ をチェックして見たら・・・
「昨日は試合勝ちました。
もう四枚イエローカードもらっちゃいました。で次の試合はお休みです。」
※入江選手のブログより
( ̄□ ̄;)!!
ええ!!!!!!
まさかの出場停止
ここ一週間ブログをチェックしてなかった(><)
かなり凹み、他の国に行くことも考えましたが、まぁこれも旅の一つとして切り替えてスタジアムへ行ってみました。
◆ここでポーランド国内のサッカー事情を紹介します。
~1部リーグ~
エクストラクラサ
ウィスラ・クラフ、レギア・ワルシャワ、そしてドルトムントのFWロベルト・レヴァンドフスキ が所属していたレフ・ポズナンなど16クラブが参加。
~2部リーグ~
I Liga
1部同様、16クラブが参加している。
~クラブ一覧~
Arka Gdynia
Cracovia Dolcan Ząbki
Flota Świnoujście
GKS Bogdanka
GKS Katowice
GKS Tychy
Kolejarz Stróże
ŁKS Łódź Miedź
Legnica Okocimski
KS Brzesko
Olimpia Grudziądz
Ruch Radzionków
Sandecja Nowy
Sącz Stomil
Olsztyn Termalica
Bruk-Bet Nieciecza
Warta Poznań
Zawisza Bydgoszcz
今回観戦するのはここ、ヴィドゴシチュをホームとするZawisza Bydgoszcz
1946年創立のもともとはmilitary系のクラブみたいで主な戦績は1991年のポーランドカップ準決勝進出など70~80年代は1部と2部を行き来していたが、その後、4部まで落ちた。
近年ようやく2部まで戻ってきたようだ。
ホームスタジアムは市内中心部から約3kmほどのところにあるZdzisław Krzyszkowiak Stadium
1960年ローマ五輪で3000m障害で金メダルを獲得した英雄 Zdzisław Krzyszkowiakから名づけられたようです。
スタジアムの概観
ユニフォームを着て走っているモニュメント達
前から見るとこんな感じ
ちょっと異様な光景ですw
クラブマーク
まずはチケット売り場へ
チケットはAとB席の2種類のみ。
メイン席らしいAを勧めてきたのでA席を購入。(結局、入り口を間違えてBで見ましたw)
15ズウォティ(約375円)
予想外の安さにびつくりwww
こちらチケット売り場にいたクラブスタッフのにいちゃん
英語を話せてとても丁寧に説明してくれました。
しかし、誤算だったのはHPには18:00キックオフと書いてあったのに19:00に変更になったこと。
この時点で気温は余裕で10度を下回ってます。寒すぎました(T_T)
こちらは外で団幕チェックされているサポーター
スタジアムに入った時にはもう夕日が沈みかけ、
試合が始まる頃にはもう真っ暗
気温も5度ないwww
そして、試合開始15分前
こちら一般の方w
ちなみにこのおっさんがリーダー
横にある太鼓は2つもスタジアムに備え付けられてました。
おっさんの掛け声でみんながチャントを歌い始めます。
ちなみにこのおっさんが持っているマイクの声は
↓
↓
↓
スタジアム中に取り付けられたこのスピーカーから大音量で流れます。
はい、これ全部バックスタンドで行われていますwww
バックスタンドの中央部におっさんが立つ位置が決まっていてそこから指令を出す。
なんかすごい光景でした。。
そして試合開始
こちら、両チームの監督さん
序盤からホームの大声援を受けて積極的に攻めるZawisza Bydgoszcz
最終ラインのキャプテンから何度も中盤にいいパスが届き、それをカバーをしようと相手が中央に寄ってきたせいでサイドにスペースが生まれチャンスを作り出していました。
こちら、ヴィドゴシチュのツネ様
しかし、先制したのはアウェイのGKS Bogdanka
右サイドから低いクロスをボレーで合わせて先制。
この劣勢の状況下で耐えに耐えて一発のカウンターで仕留めました。
対するZawisza Bydgoszczはその数分後、ボランチの物凄いミドルで追いつきます。1-1
これには観客大興奮
GKのドヤ顔が川島に見えたw
そして73分、ホームチームが逆転に成功
ところがその直後にすぐさまラインズマンに猛抗議するGKS Bogdankaの選手達
手前は得点を喜ぶ Zawisza Bydgoszczの選手達
そして、一度認められた得点が取り消されちゃいました!!!
でもJリーグではなかなかお目にかかれない光景ですよねσ(^_^;)
ホームチームのサポーターはほんと皆狂ったように怒ってました。
結局、試合はそのまま終了。1-1の引き分けでした。
人数は少なかったがサポーターが90分間ずっと大きな声を出していることに驚き、
彼ら彼女らの声が試合を作り出しており、そんな雰囲気の中で試合が見れて良かった。
そして、本当に寒かった(ノДT)
ちなみにこの日の戦利品はこちらのペナント20ズウォティ(約500円)
裏
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