こんばんは、更新します。

合格もらった時は、あんまり実感がありませんでしたが、準備を始めると次から次へと色々なことをやらないといけないので強制的に実感わかせられます。学校からの招集日に向けて親は色々大変ですね。
その辺はまたどこかで記載しようかなと思ってます。

さてうちの息子ですが、土特もSSも試験も学校もない久しぶりの休みだったので、家族とのんびり過ごしています。ただ、サピックスでもらった基礎トレ2月号はやってもらってますがね。。
4月に学校行った時に、いきなり周りとの差に驚かないように少しずつ先取りしてもらおうかと思ってやらせてみましたが、対応はできてますね、よかった。

・・・対応力もついた、仕上げもばっちりだったはず。
なのに苦しまないといけないほど本番では本来の力が出せなかったのはなぜだろう。

色々経験して考えた現時点での考えは、終わったから言えることなのですが、実力って大体落ち着くところに落ち着くんだなっていうことです。
期限があるから仕方ないのですが、息子は基礎をガッチリ固め続け、サピックスでの偏差値40台から60台まで上げてきました。でも結局、そこがゴールだったってことです。
信じて勉強すれば受験日に奇跡が起きて難関校に合格、なんてことを書いている本やブログがあり、私もそう思いたいと思ってましたが、結局は予定調和的な話なんだなと。

中学受験は「実力試験」なわけですから、その実力に満たないと受かりません。
この実力とは、運や緊張を解きほぐす力、当日に練習通り問題が解ける力、計算を間違えない力、基礎知識などなど含めたものだと今回よくわかりました。
息子には本番で普段どおりの力を発揮するという力が恐らく欠けていたんだなと。
ただ、究極に追い込まれると普段のパフォーマンスを発揮することもできるんだなと。
そして、これが息子の「実力」だったんだなと。
#だから最後に来たんだろうなとも。。。

結局、奇跡ってガムシャラに頑張れば起きるものでなく、計算高く奇跡と周りから見て思われるようなところまで総合的に「実力」を上げ続けて、実力試験を突破して初めて「起こした」と周りから思われるってことなんだな~と。
そういう形に子ども自身が気づいて計画するかというと違うかなと思います。
この実力向上プロジェクトを指揮するのは大人でないとほぼ無理なわけです。
そういう意味では「受験は親(の仕切り)が5割」なら間違っていないと今なら思えます。

ここなら受かりますよと塾から薦められた学校を受けるのではなく、親が子供の実力を見極めつつ、その「実力」にあった学校を背伸びせずに真剣に考え続け、最後まで引っ張り続けられれば納得のいく実力試験ができるかなと。
ここはいろんな意見があるかと思いますが、少なくともうちの息子の受験を見る限りこういうことなんだろうなと思ってます。

奇跡は起きるものではない、実力を上げ続けて、偏差値的に想定される受験校より上位対応できるまでに仕上げ、そのプロジェクトが成功することで、周りから奇跡起きたねと言われるものだと。

何となくわかってたけど、厳しい現実に直面しないと、目が覚めないもんなんだなと反省してます。