ご訪問ありがとうございます。
タロットセラピストえんどうひろみです。
きのう書きました
相田みつを美術館の記事 のつづきです。
展示されている作品が
思った以上にたくさんあり
また、映像でも生前のみつを氏が
お話されているのも拝見できたり
作品と向き合っているとまるで
自分と向き合っているような気がしました。
作品のなかには
相田みつをの楷書の作品も
ありました。
ものすごくきっちりと
ものすごくそろってて。
その整然とした中に
”美しさ”も感じました。
実際にみつをは
賞もたくさんとられたそうです。
でも、みつをはそれは
自分が求めているものとは違うのだ、と
ある日気がついたのですね。
楷書の整然とした”美”が
みつをにとっては”枠”のように
感じられたのでしょう。
でも、その”枠”がなければ
みつをのあの作風は
きっと生まれなかったのでしょう。
”枠”を体験しないと
わからなかった。
だから”枠”から出たときの
すがすがしさや心地よさを
感じられたのでしょう。
そして、”枠”から出ることは
”そのままの自分を隠さず表に出す”
ことであり
それを自分でハラを据えて
決めたのでしょうね。
（私が今回購入した絵はがきのうちの一枚です。）
枠に”気がついた”ときどうするか。
そのまま、ある意味約束されているような
（と思い込んでいる）人生を歩むか。
まだおぼろげだけれども
行ったことはないけれども
自分にとっての光のようなものが
見えそうな方向に行くか。
こちらは美術館の売店で売っていた
フォーチュンクッキーです。
ひとつひとつにおみくじのように
みつをの作品が小さな紙に
書かれています。
”そのとき どう動く”
「私は動けない」
「どうしていいかわかりません」
と言ってきたとしても
今の自分になるまでには
そのときどきで”決めて”
”動いて”きたんだよね。
その決めた積み重ねが
今につながっている。
動いても、立ち止まっても
今は動かない、と決めたとしても
それも自分で”決めて””動いた”こと。
どう動くかは
”そのとき”を迎えている
”今”一瞬一瞬で決めている。
このみつをフォーチュンクッキーに
ついても。
フォーチュンクッキーを手にしたとき
「まず食べる前に写真を撮る人」もいるし
「袋をすぐ開けて食べ始めようとする人」もいるし
袋からクッキーをだして
「まず割って食べる人」もいるし
「パクッとそのまま口に入れる人」もいるし
「クッキーからおみくじを出してから
クッキーを食べる人」もいるし
「クッキーといっしょにまず口に入れて(入っちゃって）
口からおみくじを出す人」もいるし
（注：おみくじは紙なので食べられません。）
フォーチュンクッキーにしても
いろんな場面で
「そのとき どう動く」が
みんなそれぞれ違う。
みんなの「どう動く」も違うから
楽しいんだよねー。
それにどんな「どう動く」も
正しいや間違っている、はない
のだから、ね。
まさに”禅の世界”ですなぁー。
こちら、今回ご一緒させていただいた
禅タロットセラピストのお仲間ですー。
みなさんそれぞれいろんなことを
感じられたようです。
またぜひ相田みつを美術館 行きたいです！
”そのとき”の自分を見つめるのにも
おすすめです！
”そのとき”の私がまたどう感じて
”どう動く”のか楽しみです。