カエルの子はオタマジャクシ
愛知県小牧市に就職した我輩の長男、19歳。あと二ヶ月で二十歳になるのだが、残念なことに7月に仕事を辞めてしまった(-_-;)
仕事で大きなミスをしてしまい、それで激しく落ち込み、病欠のまま無断欠勤を重ねて・・・最後にはケジメとして自分で退職の意志を伝えて辞めたわけです。
今年で成人だし、好きにせい!と我輩も放っておいたのだが、我輩に似て社交的ではないし内気な方なので、新しい仕事も中々見つけられず、悶々とした生活を続けている。
新しい仕事を見つけてやるとか、親として色々としてあげたいんだけど、これ以上干渉するのもどうかと思い、放置していた。
自分で見つけたコンビニのバイトも、週5日の約束が週に一日あるかないかという酷い扱われ方だったので辞めてしまった・・・一回でいいから、あの図体のデカイ息子がコンビニの制服を着て「いらっしゃいませ」というのを見たかったんだけど(≧▽≦)
そんなある日、息子が「前の会社に戻りたい」と言ってきた。
我輩としてはうれしいニュースであった。この会社の社長は我輩の友人であり、彼に頼み込んで雇ってもらったわけだから、辞められて面目丸潰れだったし(≧▽≦)、なによりも息子の特性に合った仕事、独特のユニークな社風だから、是非戻って欲しかった。
しかし、それを我輩がまた頼むわけにはいかない。
だから「自分で電話しろよ」と突き放した。
しかし、中々電話ができない息子。
我輩に似て本当にシャイなのだ。
なんと、戻りたいと意思表示してから二週間も電話できないで悶々としていたのである。
ある日、一大決心して電話したら、「また働きたいという熱意を4000文字で書いて持って来い」と言われたのだそうだ。それによって考えてくれるというのだ。
我輩にとってはちょろいもんだ。
4000字程度なら1時間あれば書ける。
しかし、我輩の息子にとっては大変なことなのだ。
なんせ読書はしないし文章は書かないという現代の若者そのものだからね(-_-;)
せっかくチャンスをくれたのに、一週間経ってもまだ書けないでいるという(-_-;)
普通、こういうチャンスを貰ったら例えニガテでも命懸けで一晩で書き上げるもんだろうが\(;;`益´)/
「おれだったら一時間で書けるのにおまえはなにをやってるんだ!こういう場合は一日で書くもんなんだぞ」と、とうとう叱ったんだけど、「わかってるよ、でもおれと父さんは違うんだ(`ε´)プンプン」というだけ。
まあ、こればっかりは我輩も代わってあげるわけにもいかず、放置することにしました。
今月の半ば過ぎに小牧に遊びに行くのだが、それまでに復職しててくれればうれしいんだけど、この雲行きじゃ怪しいものだ。
チャンスをもらったらここぞとばかりに必死に頑張るという気質だけは我輩の息子には遺伝されなかったようだ。