個人情報とお尻の穴
我輩は、とてもこだわった人だけ相手にする、コテコテアメカジのみに限定した特殊なアパレルの仕事をしてます。
事務所はあるものの無店舗で、一部ご協力頂いてるショップさんに商品を置かせて頂いてますが、基本的にインターネットでの通信販売でビジネスしています。
そんなわけで、我輩の会社の商品を買って頂くためには、e-mailとか電話でお問い合わせ頂いた上で商談し、商品はお客様のご指定のところに宅配便で発送するということが殆どです。
品物を送る以上、お客様のご住所、電話番号とお名前を教えて頂かなければならない。
しかし、そんなとき、「個人情報の取り扱いはどうなってますか」と訊く人がいる。
今の時代「まあそういう人もいるだろう」という感じなんだけど・・・
そんなときは、「我が社のビジネスに関連したこと以外に利用したり、他に流出したりすることは絶対にしません」と一応お答えするようにしています。
ときに、「個人情報の保護は大丈夫ですか」と訊かれることもあります。
大丈夫ですか・・・???
そんなに心配なんだろうか(≧▽≦)
例えば、通販主体のお金がかかったサイトってありますよね。
ホームページに直接入力するスタイルの。
ああいう場合はなんたらとかかんたらというセキュリティーのシステムを使い、他に情報が流れないように配慮しなければならないわけです。
当然お金もかかる(≧▽≦)
我輩はカタチから入る方で、なんでもけっこうお金をかける方なんだけど、ビジネスにはあまりお金をかけないようにしています。
何故なら、お金がないからです。
お金がないのに設備にお金をかけたらどうなるか?
それを回収するために価格設定を高くしたりとか借金して返済に苦労しないとならない。
だから我輩は、ビジネスに関しては我輩の努力でなんとかなるところはお金をかけないようにしているわけです。
商品そのものについては我輩のプライドと人生をかけているので、極力妥協を廃して徹底したこだわりで開発するけど、それ以外の事務的なこととかについてはなるべく節約しています。
そんなわけで、我輩のビジネネス用サイトは、通販用の対応のない、ただ閲覧するだけのものにしています。
見ていただいて、興味を持って頂いたらメールか電話を頂いて・・・という原始的なスタイルです。
これだとお金がかからないという合理性だけじゃなくて、そのたびにネットアイドルである我輩が直接メールか電話で対応するので話が早いし、システムによる自動返信より温かみがあるかなと思います。
お金はかかんないけど、その分我輩の手間が大変なんだけどね(≧▽≦)
こういうスタイルの場合は、個人情報が漏れるというのは我輩が意図的にそうする場合以外には、誰かが我輩の事務所に侵入してパソコンを開くとか、あるいはホットメールを使っているので、我輩のホットメールをハッキングで閲覧するという場合、あるいは我輩のパソコンが情報流出ウイルスに感染してしまった場合が考えられます。
いずれも有り得ないことではないけど、そんなに心配するほどのことでもないんじゃないかと思います。
どんな理不尽な悪行であれ、やる気になってとことんやる人にかかったら、大抵のことは成し遂げられてしまうものです。
だから、それを心配するよりも、自分とし無理なくできる対応をしている以上はあまり心配しても仕方ないと思ってます。
そこまでされたら、そんときはそんときだ、くらいに。
そんな我輩のスタイルが心配だという人は、仕方ないので他行ってくださいというしかないです。
だってね、そんなに心配な個人情報ってなんなのよ?
例えば、財産管理の関係とか、お客様の心の悩みを扱っているとか、病気についてとかだったら分かりますよ。
お尻におできがあるとか、実はちんちんがクレヨンのように小さいとか、貯金が500円しかないとか借金があるとか、女の人を紐で縛らないと興奮しないとか、そういうことはなるべく知られたくないですからね。
でも我輩の会社の場合は、お客様の住所・氏名・電話番号、そしてジーパンとか皮ジャンを買いましたという程度の内容ですよ(^^;
万が一それを知られたからといっていったいなんだっていうんでしょうかね。
勿論、住所氏名を知られると、詐欺ダイレクトメールがいくとかヘンな詐欺営業がいくとかいうこともあるんだけど、そのくらいは今の時代自分で対応していくしかないでしょう。
個人情報が漏れると、それを誰かに悪用される恐れがあるというのは分かりますよ。
しかし、だからといって個人情報個人情報とびびっているのもどうかと思います。
個人情報を流す奴、それを悪用する奴、どっちも最低な奴だと思うけど、それにびびってビクビクピリピリしているのもかなり浅ましいように思う。
そんなに自分を守りたいかと。
そんなに知られたくなかったら山奥で一人で暮らせよ。
我輩のように公明正大に正々堂々と生きていても、少しは知られたくないプライヴァシーはある。
知られたらどうしようとびびるほどのものはないけど、誰でも妄りにお尻の穴は見られたくないのと同じ原理で、ちょっとは気恥ずかしいものがあるわけですよ。
だけど、それを守ろうと必死になるほどでもない。
「頼むから、どうかあなたのお尻の穴を見せてください」としつこく要求する人がいたとしよう。
我輩としても恥ずかしいからそうそう見せるわけにはいかないけど、どうしても見たいとあらゆる手段で迫られたら、多分観念し、「そんなに見たいなら仕方ない、一回だけだよ」と見せます。
「写メは遠慮してね」と。
お尻の穴を誰かに見られるなんて、死ぬほど恥ずかしいですよ、そりゃね。
だけど、絶対見られまいと顔を真っ赤にしてお尻の穴を押さえたり、お尻の穴が絶対に見られないように金属製のカバーで隠したりする方がバカバカしいもの。
個人情報・・・けっこう新しい言葉で、昔はプライヴァシーといったものです。
個人情報が知られるとこんなに危ない!!
と、雑誌やテレビの報道でよく煽ってます。
それに簡単に洗脳されてる浅はかな人がどんなに多いのかってことですね。
個人情報がどうのこうの・・・もういいっちゅうの。
誰もおのれの平凡な情報なんか知りたくないっての。
しょっぱい面して自意識過剰なのが多いね。
自分のことは知られたくない、だけど他人の秘密は知りたいという浅ましい人間が増えているのかな。
我輩は他人のゴシップなんかどうでもいいもんな。
自分の人生に立ち向かうことで精一杯だもの。
あと、もう一個嫌なのは、大手企業なんかがさ、「我が社は個人情報の取り扱いにこんなに慎重に対処しています」と言うのはわかるけど、それを信用アップのプロパガンダに利用しているのがプンプンしてるのがね。
お客様のため・・・というウリだけど、実際はそうじゃなくて、いい会社だと思われたいというだけのことなんですよ。
我輩の会社は、いわゆる信用調査というものをされると大したことはない・・・借金もないけど資産もない・・・屁みたいな会社だけど、「我輩は絶対に客を裏切らねえ」と断言できます。
信用されたいからそうするんじゃなくて、我輩が公私関係なく、そういう人間だからです。
法律で保護されているからそうするんじゃなくて、法律があろうがなかろうが、自分のお客さんの情報を他に流すなんてことは普通しないものだと思います。
金を積まれても「そういうことはできないんですよ」という。
そして、規制する法律があったって、金で動く奴は大体やっちゃうでしょう。
個人情報保護の法律が徹底され、社会はよくなりましたか?
「なんだかめんどくさい時代になったよね」という方が強いんじゃないですかね。
法律というものは、そもそもみんなが快適に過ごすためのものだと思うが、本末転倒もいいところだ。
人間一人一人が信用できないから、法律で規制するしかないという、本当に哀しい時代になりましたね。
人を信用できない人は、その人自身が信用できない人格だからだという場合が殆どだそうです。