カネボウ化粧品ロドデノールと美白

ロドデノールは、植物に含まれる天然化合物をターゲットにし
見出された成分で、白樺の樹皮などに多く含まれています。

2008年に厚生労働省より美白有効成分としての承認を受けた成分です。

肌がまだらに白くなるという 白斑の事例が多数報告され、
５月に皮膚科医から情報が寄せられ、調査を開始、７月５日に回収となりました。

ロドデノールには下記の3つの作用があります。

チロシナーゼ活性阻害作用
　チロシナーゼ分解促進
黒色メラニン生成抑制作用

チロシナーゼの活性を阻害してシミの原因になりやすい黒色メラニンを
積極的に減少させる働きがあるそうです。

美白に効きますと言う化粧品だけあって、コスメの口コミサイトでも
すごく評判が良く、何故白斑がおきてしまったのか、メカニズムはわからないそうです。

「肌がまだらに白くなる」症状は「白斑」または「尋常性白斑」とあり、
森光子さんやマイケルジャクソンさんが
尋常性白斑と言う病にかかりました。
白斑（はくはん）自体まだ解明されてない面が多く、原因もはっきりと
してません。

皮膚の組織の中で、メラニンと呼ばれる黒い色素を作る能力が低下
することによって生じるとされているので、ロドデノール
との関係が繋がったのかと思われます。

ロドデノール配合の化粧品はカネボウにしかなく、他の美白化粧水には含まれていません。

対象製品が販売されているのは、台湾、香港、韓国、タイ、シンガポール、マレーシア、
インドネシア、ミャンマー、フィリピン、ベトナムのアジア10か国・地域