親父の借金の有無を調査する【第1話】~プロローグ~ | pionpionのノンジャンル気まぐれ日記

親父の借金の有無を調査する【第1話】~プロローグ~

昨年の暮れも押し迫った時期に、親父は冥土へと旅立ちました。


遺品整理をしたところ、ダンボール1箱くらいしかなく、

特に請求書のような書類もなく。


ずっと家にいたので、どこかに行って借金をしてきたわけでもなく。(インターネットなんか使えないし)

どこかから電話がかかってきたわけでもなく。


一方、財産というのもこれといってなく、NTTの加入権くらい。

本当に何も残さずに逝ってしまった・・・


死後3か月以内に相続の承認をするか、放棄するかどうか決めないといけない ということは知っているのだけれど、これでは放棄をするまでもない。


・・・本当にそうなのか?

そのダンボール箱に入っているものが全てなのか?

実は誰かの連帯保証人になっていて・・・とか、無いか?


100%確証を得る必要があるのならば、日本国民1億2000万余の人に一人一人確認しなければならないのでそれは現実的ではないとして却下。

ただ、ある程度の確証は欲しいのです。


そんな漠然とした不安を抱えながら葬儀を終えて数日後、ある情報を目にしたのでした。

それは・・・


※次回をお楽しみに。