中国の家の下見の件、つづきです
家を決める時は、
先に赴任してるご主人が会社&不動産屋を通して家を決めておく、という方もいれば、奥さまも一度下見に行って一緒に決める方もいます。
まだ中国での生活の事もよくわからないのにいきなり家を見て決めるなんてドキドキしますが、
ちょっと気が楽なのは、中国の賃貸マンションは基本
1年ごとの更新なので、住んでみてどうしてもこの家はイヤだー!となれば、引越しも可能ということ
うちの場合は子供も小さかったし下見には行かず、夫が下見した家の写真だけ送ってもらって一応私も一緒に検討した感じ?でしたが、はっきり言って写真だけではどんな家なのかさっぱりイメージ湧かず!(笑) ほぼ夫が決めました。
一番はやっぱり通勤がしやすいかどうか、ですもんね。最初は何もわからずそれを基準に決めたと思います。
これから物件を決めるという方に···
実際住んでみて、「へー」とか「ほー」とか「えー」とか思うこともあったので(笑)、一応主婦目線で気になった事を書いておきますね
日中家にいない旦那さまは全然気にしない事も多いので···
★備え付けの家具・家電のこと
まず、駐在員が借りる家は家具・家電つきのマンションがほとんどと思います。家を決める時、不動産屋を通して 「この家にしたいけれど、この家電をつけて欲しい」「このガラステーブルは子供に危ないので撤去して欲しい」などオーナーにリクエストができます。(家電類はお金に余裕のあるオーナーだと財産になると思ってOKしてくれますが、
ケチだと··· その辺は大家次第、金額次第です笑)
大抵の家にある家電等は、
・照明
・冷蔵庫
・電子レンジ
・ガスコンロ
・洗濯機
・エアコン
・掃除機
・TV
・DVD再生機
・アイロン&アイロン台
・扇風機
・布団一式(新品)
・カーテン
家によるもの
(なくて交渉してつけてもらったと聞いたことある物(更新時も含む)
・オーブン
・炊飯器
・トースター
・パン焼き器
・湯沸かしポット
・空気清浄機
・乾燥機
・加湿器
・除湿器
・ホットカーペット
・レースカーテン
・網戸
・シャワーカーテン
もちろんないからと言って最初に全部とか絶対無理ですよ。必要なら1つ2つ試しに言ってみる、て感じでしょうか。OKだったらラッキー。
個人的に、これは頼んで良かった!ってのがありまして、それはベッドに敷く敷きパッド。
普通はおそらく、分厚いコイルマットレスの上に直接シーツを被せるんだと思いますが、それだとちょっと固くて。
夫が敷きパッドをつけるようお願いしてくれて、すごく快適でした!おすすめです。100元しないのもあるので、今ベッドが固くて腰が痛い方は、探してみてください。「床垫 床褥」 で色々出てきます。共に敷布団、マット(レス)の意味です。
★家のこと
一番良いのは、家具・家電・水廻り・マンションエレベーターに故障や不具合が起きない家!
でもさすがにそれは下見で見ただけではわからないので···運です(笑)
私が引越した時に気にしたのをいくつか。
(こうじゃないと悪物件!という意味ではなくて、どっちにしようかな、となった時に比べるポイントとして参考に
)
□方角日本では家を借りる時に南向きかどうかは最重要ポイントの一つですが、中国では家の方角と言えば風水!なため、
がっつり北向きリビングとか普通にあります。
私が住んだ一軒めの家が正に北向き!(本当に北向きの家なんて存在するんですねー!)、プラス建て付け悪く、陽がささない上にすきま風、冬は暗くて極寒でした(悲)
蘇州(特に新区)には日本人向けの日本語OKな不動産屋もあって、そういうお店だと日本人が気にする情報も教えてくれるのかも?ですが、夫の会社の契約不動産屋はバリバリのローカル店だったため方角は完全スルーでした
中国人はもちろん、日中家にいないメンズにとってもリビングの向きは優先順位低いかもしれませんので奥さまご注意を。
□お風呂はガスか?タンク式か?中国のお風呂(シャワー)は基本日本と同じガス給湯が多いですが、稀にタンク貯湯式の家もあります。タンク式の場合は夜間の安い電力を使ってお湯を溜めておき使い切ったらまたためる、というスタイルですがためるのに時間がかかります。中国人は基本シャワーでバスタブにお湯を溜める習慣はないのでタンク式でもOKなのでしょうが日本人はお風呂入れるし家族が多かったり冬場はお湯で食器洗いをするので、タンク式の家に住んでたママ友は冬は何かとドキドキする、と言ってました。(実際何度かシャワー中にお湯がぬるくなっていった事があるそうです
)
給湯システム、大抵の家はガスですが、念のため確認しておいた方が良いですよ。
□エアコンクリーニング前にも書きましたが、蘇州の新区や園区のマンションは古くて10数年、という所が多いと思います。大抵の家が家具家電付きで、壊れない限りずっとそれを置いてます。もしかしたら10数年エアコンもそのままで掃除なしかも···。中国には「自発的な定期点検」という発想は存在しませんので、もし可能ならリビングとメインの寝室だけでも入る前にクリーニングお願いできると良いと思います!
□網戸日本人なら、涼しい日はパーッと窓開けて網戸して、新鮮な空気を入れたいもの。中国にも数は少ないですが気持ちの良い天気の日もあったりなかったり···(あるんかないんか)
ですが中国のマンションは高層なので、窓が全開にはできない構造になっていることもあり、網戸がついてないことも。
(写真はこんな感じ:カーテンをつけてもらう)うちも一軒目は網戸がなく、それでも掃除の時に開けてると、ハエが入ってくる!!低層階は蚊も。そして目の前が工事中だと埃もすごい!この3攻撃はきつかったです。どれも大嫌い。
ただ網戸はあるに越したことはないですが、一軒目の更新の時に取付けを頼んでみたら構造上不可と言われ却下されました。(ほんとかいな)
あと、網戸はあっても壊れてる事も多いので、下見の際に開閉確認した方が良いですよ。
★環境のこと
□しんせん館までの距離最初は、何はなくとも「しんせん館」です(笑)←園区
今は宅配もあるので慣れたら近くなくても困らないけど、近いと便利です
新区だとオレンジストアがメインかな?
最初はひたすらこれらとの往復(笑)
日本人とは離れた生活がしたい!と思う方でなければ、スーパーは近い方が何かと便利ですよね♪
□最寄りのバス停1~2ヵ月して少し慣れてくると、アクティブな旦那さまや親切な友達がいると色々連れてってもらって、次は「タクシーではなくバスに乗って行こうか」となってきます。
バスは慣れると安くて便利!でも私は2軒ともバス停が遠くて億劫でした
□(子供さんいる場合は)マンション敷地内の公園の有無これは絶対にあった方が良いです!友達ができるまでは、日系スーパーと並んでひたすら公園にも通います。大抵のマンションには小さくてもあるはずですが、稀にない所もあります。
2軒目の家の公園
□マンションの門までの距離これは結構地味なことで、この点だけで家を決めるまではないんでしょうけど、、でも私にとっては密かに2軒目を決める時の大きなポイントでした!
最初の家が、門まで遠くて遠くて。敷地を出るまでに数分かかる···(=_=)
中国のマンションは日本でいう団地のようになっていて、大きな敷地に何十棟もマンションが建ってます。自分の住む棟が門から遠いと、自転車があっても雨の日とか大変です。タクシーも基本 門の前で乗降するので···。
私の場合は毎日の子供たちの送り迎え!幼稚園と小学校それぞれある場合は時間が違うので朝だけで門まで2往復。それでもまだ8時前なので、また後で買い物へ。
一軒目は門から一番奥の棟だったので、次女がヨチヨチ歩きの時とか大変でした···。懐かしいなぁ。
とまぁこんな感じでしょうか。
どれもこれも、それだけでは決定打にはなりませんが、一応確認しとくと良いかなと思う点です(^_^)
次女は今だに、スマホの昔の写真を見せに来て「ここ(中国の家)に行きたい」と言います
大人はどうしても「日本だから」「中国だから」と色々な先入観があるけど、子供にとっては、家族とおもちゃと公園と、お友達がいればそこはどこであっても幸せなんですね
良い家と出会えますように☆
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