兄さんが後ろから…私は料理をしていた。「真島さ~ん、もうできるよ~」と声を張り上げると、真島さんがキッチンへやって来た。「ほう、旨そうやないけ」真島がそう言った途端、私は後ろからぎゅっと抱きしめられた。首筋に顔を埋めた真島さんの息があたる。「あっ……料理できないよぉ……」「なあ、美香。メシは後にせえへん?」★真島吾朗と澤村遥の恋愛小説「般若の素顔と極道の天使」6月に電子書籍化!→電子書籍サイトのパブー