兄さんメールに夢中 | 1分で真島吾朗と恋したい!

1分で真島吾朗と恋したい!

龍が如くと真島さんが大好き。真島の兄さんの二次創作・恋愛小説を綴る。また、真島さんと澤村遥の禁断恋愛小説「般若の素顔と極道の天使」も連載中!



★小説内の主人公を好きな名前に変えて読めます
→「夢小説:兄さんメールに夢中

<美香ちゃん、今日も好きやで~(ハート) 今、何しとるんや?>

ここは東城会本部の大会議室である。真島は、五分後に始まる幹部会を前に、美香へメールを打っていた。
「よっしゃあ、送信と!」
革張りのソファに踏ん反り返った真島は、にんまりと笑い、携帯の送信ボタンを押した。真島の正面に座っていた峯が、「ずいぶん嬉しそうですね」 と冷ややかな眼差しで真島を見た。
「当たり前や!可愛い美香ちゃんがおるからのぉ。お!メールや!」
バイブ音に気付くと、真島は急いでジャケットから携帯を取り出し、メールを見た。

<今、真島組にお弁当を届けに来ました。西田さんに預けとくね>

真島は携帯を食い入るように見た。
「アカン、ちょっと行ってくるわ!」
真島は、急に立ち上がった。峯は両手を顔の前で合わせ、その様子を冷静に見守っている。
「もう幹部会が始まりますよ?」
「美香ちゃんがすぐそこやねん。ちょっとだけでも、会いたいやないけ~。おい峯!俺は、熱でもあるちゅうて、大吾に言うといてくれや」
その途端、峯はドアのほうへ視線を向けた。
「だ、大吾ちゃん、おったんか。俺なぁ、ちょっと風邪引いてしもて……」
「真島さん、ずいぶんお元気そうで」


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