雲が多いけど
まーまー晴れ
紹介先の
ガンマナイフセンターがある
病院に行ってきた
担当医は
センター長の先生
結論から
持参の画像だけでは
脳腫瘍
とは断言できない
これだけで
疑わしいからと言って
すぐ
ガンマナイフをするのは
乱暴すぎる
小さい脳出血の跡とか
虚血性の梗塞の跡とかだったら
正常な脳細胞に
ダメージを与えてしまうことになるから
腫瘍じゃない可能性も
否定できない
また逆に
アバスチンをやっていたために
はっきり写ってない場合もある
他の小さいものがあるのに
写っていないだけかもしれない
アバスチンをやめて
しばらく経ってから撮れば
あるのに写ってなかったものが
写ってくるかもしれない
いずれにしても
最後のアバスチンから
6週間空けないと
ガンマナイフはできないので
12月3日以降になるから
その直近にもう一度
MRIを撮って決めてはどうか
と言われた
この先生の話は
ただ小さいから
様子を見よう
というのではなく
よく理解できたし
納得のいくものだった
もとの病院の
放射線科の
雑医者のところに
戻りたくない
と言うと
頭の方は
僕が引き受けるから
と言って
MRIの予約と
先生の診察アポを入れてくれた
紹介状に対する
報告書も
放射線科雑医者宛でなく
主治医の
乳腺内科部長先生宛に
書いてくれた
自分でここまでの
急速な状況変化の説明をしながら
ココロがついていけない
と涙ぐむわたしに対し
理解と
受け入れと
励ましの言葉をくれた
大丈夫
今は
脳腫瘍があったって
小さけりゃ治る時代だから
絶望の淵から
手を差し伸べてくれる言葉だった
帰り
すっかり日が暮れて
レインボーブリッジの
別の角度の
ライトアップにも
キレイだな
と微笑める自分になれていた