2月13日(土)、中日劇場公演愛するには短すぎる/ル・ポァゾン 愛の媚薬Ⅱ12時公演、16時30分公演のダブル観劇をしました。
お芝居は、湖月わたるさんのサヨナラ公演。私は当時あまり熱心に観劇していない時期だったのですが、わたるくんのサヨナラ公演だから2回は観たような記憶が…それくらいあまり記憶がないと思っていたのですが、実際に再演を観劇してみると思い出す、思い出す
サヨナラ公演の5年ほどでの再演、しかも当時同じ舞台に立っていた人が出演するとなると、初演と比べてしまいながら観てしまう自分がいました。特にフレッド役の柚希さんが、初演で柚希さんがやっていたフランク役の夢乃さんと対峙する場面では、何だか変な気分になりました。 オリジナルのサヨナラ公演の再演は、やはり難しいというのが正直な感想です。
ショーも剣幸さんとこだま愛さんのサヨナラ公演。大好きなショーだったので、約20年経っているとは言え、やはり初演の印象が強く残っています。
そんな思いの中で観劇して、印象に残った方、シーンを記録しておきます。
お芝居、ショーを通して一番印象的だったのは、凰稀かなめさん。お芝居は安蘭けいさんの個性を活かした役柄だったので、今までのの2番手として演じた中で一番の難役だったと思います。たまにとうこさんそっくりなセリフ回しとかがありましたが、オフのちえテルそのままの雰囲気をうまい具合に取り込んだんだろうなぁと微笑ましく思って観ることができました。ショーも初演の涼風真世さんを思わせるようなお化粧で、たまにドキッとするくらい似ていました。アダムとイブのシーンでは、アップル・ツリーでヘビ役だった紫吹淳さんをちょっと思い出しました。アンダルシアの孤独では、ちえちゃんの影として徹底してちえんちゃんを観察したと言っていましたが、動きがちゃんとシンクロしていて感動ものでした。
アシナヨの場面は、岡田先生がちえテルコンビの最後ということで心に残るシーンを作ってくださいました。今回、ちえテルコンビの最後ということはあまり意識せずに観ていたのですが、グッと来てしまいました。テルが組替えした直後に二人の様子が微笑ましくて、今までなんとなく目が離せなかったのです。
そして、一番印象深かったシーンは、ショーのアダムとイブの場面の男役さんだけのダンスシーン。喜多先生の振付って、本当に男役を極めていないと様にならないのだと実感しました。振りの中でちょっとしたキメポーズっぽいところなどは、やはり英真組長と美稀さんは目立ってカッコ良かった客席に視線を飛ばすところでも1列目はさすがだと思ったのですが、4列目になるとまだまだと思ってしまいました。いつかナルシス・ノアールの中詰をかでやってくれないかな~
あっ、そうそう久しぶりにちえちゃんの羽根バサ~~ッを観られて嬉しかったです。ナイアガラが1列目の人にかすっているのではとちょっとうらやましくなりました。