久しぶりに眠っていたブログを起こしました。

そして、その第1弾が

 

 

息子の高校不合格ネタですw

このネタは息子から第一志望不合格だった当日の夜、

公開OKが出ています。

 

 

ゆくゆくSNSを見ていると、

「落ちました」という記事は、少ない。

(まあ、少ないでしょうねw)

しかしながら、私は、あえて書きます。

 

 

「お母さんは色んな人に聞かれるだろうから、

SNSに書いていいよ。オレも将来ネタにするからw」

 

 

右手でグッジョブポーズをしてウィンクした息子を見て

たった数時間で現実を受けとめて次ヘ進もうとしてる上に、

私のことまで気遣う優しさと強さを見て・・・

 

 

ぎゅっと抱きしめて、

思わず涙が流れそうになりました。

 

 

令和2年3月13日、

親子で「第一志望、不合格から私立へ急ぐ!」

初体験しました。

 

 

Facebookでは

「桜咲く!」

「合格しました!」

「お祝いでーす!」

の報告がタイムラインで流れてくる合格発表当日。

 

 

もちろん、私も本人も受かることを疑ってなかったので

受験番号がなかったときには「?」とボーゼン。

息子は自分の目で番号がないことを確認して、

 

 

「ごめん」

 

 

と一言。

進学校だったので若干のリスクは引き受けて

受験したものの、現実となると・・・

 

 

のんびりもしていられない!

推薦で受かっている私立へGO!

とにかくGO!

 

 

と保護者としてやるべき手続きをしに

車を走らせました。

娘もついてきていたので、

戻ってきた兄を見て、あんぐり。

本人は後部座席で魂が抜けたようになっていました。

 

 

「落ちたのは仕方ない」

「受けたい高校受けたから、後悔はしていない」

「でもランク落とすべきだったのかな」

「何を選んでいたら正解だったのか分からない」

 

 

とブツクサしばらく独り言のように話していました。

帰宅後は部屋の片隅でスマホを弄ること5時間。

友達とLINEでもしているかと思ったら、

 

 

「俺の将来の選択肢が狭まったから将来のことを調べてる」

「私立から行きたい大学に行けるのか見てた」

「他の友達に〇高受けたことをバカにされないかな」

「落ちたこと自体をバカにされないかな」

「みんなに気を使わせたくないな」

「可哀想って目で見られるのがイヤだな」

 

 

など、本人が気にすることは山のようにあり、

話しかけられた際はひたすら聞いていたが、

あとは時間が解決するしかないので、

そっとしておきました。

 

 

数時間後、夕ご飯を作る私のもとへ。

自分が落ちたことの反省点、

私立からでも希望の大学をあきらめないこと、

高校1年から準備して将来に望むこと、

こんなところで凹んでる暇などない!という意欲を話し、

 

 

「あー、オレ、すごない!?

15歳にしてこんなに早く開き直ってるヤツ、いないよね(笑)」

 

 

と。

無理をしていたのか、本心なのかというと、

半々だったのだろうと思います。

その後、私の学生時代やどんな人生を送ってきたのかを

聞きたいというので、いろいろ話をしたら・・・

 

 

「あ、いや、ごめん、もういいよ…

聞いちゃってごめん、あのさ、おかーさん…」

 

 

「面白おかしく話してるけど、

それ、結構、ヘビーな人生やん?

それに比べたら、俺の受験落ちたとか、

大したことないわ、マジ、聞いてゴメン」

 

 

私「・・・・・・・・・・・・」

 

 

よくわかりませんが、

私の人生経験もこんな時に役に立ったようで、

人生経験にムダって何一つないですね・・・(遠い目)

 

 

このやり取り以降、

息子は進むことになった高校の課題を取り出し、

たった3日で終わらせてしまいました。

(勉強していた方が気が紛れるのかもしれない)

 

 

正直、1ヶ月くらいは凹んでいるかもしれないな

とか

学校に行くのが嫌だと言われるかもしれないな

覚悟していました。

 

 

心理学をやっていたとて

自分の子供にこんなことが起こると

「なるべく深い心の傷なら、つかないように守ってやりたい」

という気持ちも湧いてきます。

 

 

あとは、自分が見守ってきた子供を信じて

立ち直るのを待つだけと腹をくくりましたが。

 

 

私も、いざSNSを開いて何かを書こうと思いつつ、

「桜咲く以外は、書ける雰囲気じゃないなー」

「ネタにしてもいいんだけど、読んだ人が気を使う?」

「桜散る!って書いたら、みんなどうコメしてくるんだろう(笑)」

と考えているうちに数日が経過。

※しかも色々準備やら何やら数日忙しいのなんの。

 

 

学歴社会、受験国家にいると

こっちの立場になると

肩身が狭いものなんですね(笑)

 

 

とはいえ、

私自身は息子が進学校でも、

仮に落ちてもどっちでもいいと思っていたし、

(本人にとって面白い人生の始まりになる)

 

 

第一志望ではなかった子は

梅咲く!

って書いたって問題ないよなぁと

滅多にできない経験をこうして書き綴っています。

 

 

息子がこの事態を柔軟に受け止められたのは

これまでの関わり方や、息子自身の考え方の変化、

心の持ち方だと思います。

 

 

来年、同じように落ちる子もいるだろうので

2021年用にそのポイントをまとめて

「不合格でも心が折れない子供の育て方」

なんてのを用意しようかなと思っています(笑)

 

 

また、本業の鑑定データを見ても

「普通のルートじゃ面白い人生にならない子」

というのは事前にわかっていたので、

 

 

15歳でさっさと挫折を味わい、

早い時点で人生について本気で考えたことは

彼にとっていいターニングポイントになったと思います^^

 

 

「本当なら私服だったハズなのにねー」

なんて話をしつつ制服採寸も済ませましたが、

 

 

ブレザーを着た姿を見たら

「これはこれでカッコええやん!(≧▽≦)」

と私は一人興奮気味でした。

背が中学3年間で20センチも伸び、

173㎝の子がブレザー着たら見栄えもするし

かっこいいわけですよw

 

 

受験から3日くらいしか経っていませんが、

ものすごい成長し、一気に大人びた顔になって

イイもの見させてもらっています^^

 

 

「俺も、これを将来ネタにして、稼ぐから」

「人生、みんな、ネタだ!」

 

 

素晴らしい息子の名言です(笑)

 

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