1975年生まれ

4月から高校1年生になる息子と

中学三年生になる娘がいる2児の母。

このブログは子供との日々の中で

手に入れている子育て哲学バラエティです。

2020年、当ブログ「再開」です。

 

 

当ブログでは「子供たちの切実な願い」を込め、

15歳までのお子様の子供たちの声を代弁していきます。

 

 

とはいえ、読むのは親御さん。

どんな親御さんの役に立つブログかというと、

 

 

「ママ業がツライ・・・」と感じている人

子供とうまくコミュニケーションが取れない人

子供を産んだ時から可愛いと思えなくて困っている人

複数人の兄弟姉妹を同等に扱えなくて悩む人

「もしかして、うちの子はグレーゾーン?」と不安な人

他のママに比べて「自分はダメなママだ」と罪悪感がある人

 

 

こんな方には役に立つかもしれません。

 

 

かくいう私も、

長男を生んでからの最初の1年は

ちっとも愛情が湧きませんでした。

出産に3日もかかったというのに…。

 

挙句、出産後は

昼寝をしない&夜中2時間置きに起きるわが子に

頭がおかしくなりかけたことも・・・(笑)

 

 

翌年、娘が誕生。

「双子より大変」と言われる年子育児スタート。

なぜか、娘は生まれた時から可愛くて、

「なぜ、上の子には愛情が湧かないのだろう・・・」

(むしろ嫌悪感すらあった)

と自分が母親としておかしいのだろうか?と

さらに1年、悩みました。

 

 

ある日、娘のお世話をしていた横に

ハイハイをして歩いてきた息子(1歳4か月)。

甘えるために近寄ってきた息子が

ピタっと立ち止まり、いきなり目を潤ませ・・・。

その後、唇をキュっと引き締め、何かを悟った顔で

私のもとを離れていきました。

 

 

その時、息子に対して感じたのは愛情ではなく「同志感」

赤ちゃんとして可愛いと思えなかった私でしたが、

 

「この子は授かった子だし、母親としてではなく

大人として育て上げよう」

「愛情で育てるのではなく、責任として育てよう」

「養育することを放棄しなければOKということにしよう」

 

と思ったのでした。  

 

 

それからも、相変わらず手がかかる息子、

娘も歩く頃にはおてんばでダブルで手がかかる兄妹。

 

 

息子が2歳になる頃には、

息子についても娘についても

大人として育て上げる意識で向き合い、

「母親という肩書」は捨て去りました。

 

 

「母親という肩書」を捨ててから、

子育てがグッとラクになった覚えがあります。

 

 

今、振り返ると、

なぜ、息子を可愛いと思えなくなってしまったのか?

の原因はいくつか思い当たるフシがあり、

息子自体に問題があったわけではありませんでした。

(これはまた、別記事にて)

 

 

それからというもの、

保育園も「本人が楽しい」を基準に選んだり、

小学校では先生のアドバイスもあってWISCを受けたり、

特殊支援学級にお世話になりました。

 

 

少し個性が強かった本人たちなりに、

自分の個性を悲観したり、受け容れたり、

忙しい小学校時代。

それを学校の先生とタッグを組んでサポートしたり、

かれこれ15年が過ぎました。

 

 

中学に入り、思春期を迎え

「親に反抗する無駄な反抗期」ではなく、

「自分の可能性を試す本当の反抗期」に突入しましたが

 

 

今では、息子も娘も「親友」です。

一人の人間同士として、

お互いが信頼して相談し合える仲で、

「親子感覚ではない」と子供たちも言うほどです(笑)

 

 

私が15年でやってきたことは

「少し変わっている」そうです。

学校の先生にも「珍しい」と言われていました。

 

 

「母親」をやめて一人の大人として

小さな人間を大きくするためにやってきたこと、

誰かの役に立つといいなと思っています。

 

 

子供を可愛いと思えない・・・!

でも、こんなこと誰にも話せない・・・

と悩んでいる方が結構いるのだなと

自分の仕事を通して知ったからです。

 

 

また、

子供達のことをネタに情報発信をするのは

「おかあさんが発信しなきゃだめだ!」

「世の中の子供のために、書いてほしい」

と小学校6年・5年の頃の息子と娘からお願いされていました。

 

 

親の為に、と思って自分の本音を殺してまでも

頑張っている子供たちが沢山います。

子供達が親に求めることは実にシンプルで、

 

 

「自分の話を聞いて欲しい」

 

 

 

 

 

無理に「親」になろうとしなくても

子供と分かり合える信頼関係は作れます。

 

 

もしかしたら、

「親」なんてキーワードが子供との人間関係を

こじらせているのかもしれません。

 

 

だとしたら、

このブログはヒントになるかもしれません。

このブログは10年以上前に開始しており、

過去ログを遡ると、幼少期当時の記事もあります。

 

 

親やってるのが疲れたな・・・

 

 

そんな時に肩の力を抜いてもらえるブログを目指します。